2011-04-20

【転載】書籍「フェイスブックインパクト」の第5章でリードナーチャリング的なことが語られていた件

※ブログ開設前のFacebookノートからの転載です。



以下、引用します。

フェイスブックの"ファン"は"リード(見込み客)"でしかありません。リードを顧客にするためにはもうワンステップが必要なんです。ファンがたくさんいれば、売り上げが上がるだろうとよく勘違いされますが、フェイスブックはそういうことではないんです。ですから、インターネットで指標として使われることの多いCPA(Cost Per Action=成果1件あたりの費用)という発想ではありません。 どんな施策をしていまの状況をどういうふうに変えようとするのかというのは、一定数のファンがついたあとの話です。ファンがいいないと何もできません。だから売上はこれからです。

フェイスブックインパクト公式Facebookページ
satisfaction guaranteed 公式Facebookページ ← インタビュー対象

2004年春、マーケティングなるものに直接関与しはじめた当初に触れたのが「ダイレクト・リレーションシップ・マーケティング」という概念で、その後ネット・マーケティングに取組むにあたっては提唱者である師の教えがことごとく的を得ていたことを実感し、恵まれた環境であったことを感謝する日々。

成熟市場では、これまでのダイレクト・レスポンス・マーケティングやリード・ジェネレーション手法がかつてほどの効果を発揮することが難しくなり、ダイレクト・リレーションシップ・マーケティングが活きる“継続ビジネス”の有用性が改めて見直されているんだと考える次第です。

“今ある商品を売り込んでいくのではなく、成熟市場にあっても買われる商品を顧客・過去客・未来客とともに作り込んでいく”

リードナーチャリングやソーシャルメディアプロモーションの核になるのは、そんな企業姿勢なんじゃないでしょうか?

蛇足 → Togetter - 書籍「フェイスブックインパクト」読書メモ

2011-11-09追記:著者陣のトークイベント
#fbimp 【マーケティング実務者必見】『フェイスブックインパクト』発刊記念トークイベントの一部始終 - Togetter

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