2012年にリブートしたラッキーが2013年のテーマに設定したのは『行動喚起』
・4回目の年男となった2013年は余生がスタートする年
・まず自らの行動、そして周囲の行動から社会の行動へ
・行動の“壁”を払しょくするのが『O2O』の価値
といったあたりをサブテーマとしておきつつ、余生と言えどトライ&エラーが続くことには変わりないでしょうが、多少なりとも以前より仮説の精度が上がるとか成果創出のスピードが加速するとか、余生なりの進化が体感できるように歩を進めて参りたいと考える次第です。
本年もよろしくお願いいたします。
2013-01-02
2012-10-13
#o2o なスマホ対応を考える上で再考したい “ドコモユーザーは可処分所得が高い” 伝説
9月は丸々1ヶ月、ブログを放置してしまいましたがクレームなど1件も来ないのでラッキー!
ごくごく一部の知人からは、「最近アイコン見かけないね☆」、「つぶやいてないね♪」などとご心配いただいてしまいましたが、ソーシャルメディア歴が10年に届こうとするオジサンに年一回程度訪れる「その気が起きない時期」なだけだと思うのでご安心ください。
心身ともに元気です♪
そんな私のお仕事は、リアルなサービス業特化型ポータルサイトの媒体営業なわけですが(知らない人多数)、ここ2ヶ月ほど、その媒体力と販売力強化という営業企画業務にどっぷり浸かっているところです。
リアルすなわちオフラインへ向けたオンラインからの送客効果が媒体のキモということで、半年前にはスマホを売る人たちへの中途半端な応援記事を載せてみたり、ポケベル>ピッチ>ガラケー>スマホという歴史を振り返るためにLINEをネタにいじってみたりしてきました。
その甲斐あってか(ない)、お陰様で数百あるサイトの中の一つでモバイル比率がジワジワ上がり始め、他のサイトと見比べてみたところあの都市伝説(?)が脳裏に浮かび上がってきたのです。
この都市伝説、「通信料金が高い」というイメージからすれば伝説でも何でもないのでしょうけれども、もう一つ「購買意欲も高い」という願望が加わると伝説っぽくなるのかなぁと妄想していたネタです。
その材料とするにはまだまだチープなデータですが、競合さんの目も気にしつつ端折った数値だけ掲載してみますので、ご指摘・ご意見いただければ幸甚の限りです。
GAのユーザー>モバイル>サマリーにある「Yes we can!」(実はこれが言いたかっただけ)を、今年の6月からの4ヶ月間で見るとこのように推移しています。
ものの見事に、各社の夏モデルが投入された8月からジワジワと上がってまいりました。
これをさらに深掘りするには、モバイルユーザーはどこからやってきてどこへ向かうのか?を見ればよいのですね。
で、問題のドコモ云々なわけですが
関係各所のサイトをチラ見してみたところまだ施策っぽいものが設置されているように見えないこともあり、ここから先は営業機密になりそうなので、心苦しいところではありますが気持ちよく割愛させていただきます。
ただ一つ、
ググって見つけた下記ブログの言及のように、単純に色分けしてしまうのは危険なんだなぁということを改めて感じている今日この頃でもありますので、考察材料などピックアップして失礼させていただきます。
ドコモがソフトバンクに退かれる日はくるのか?
こちら、中身は直接関係ないのですがタイトルにグッときた、2007年の記事です。
SEOが「コンテンツ イズ キング」を崩壊させている :: SEO
そしてこちら、ドコモ冬モデル発表会のust中継で、アスキーの方がおっしゃっていた名言です。
03:50過ぎのご発言です。
Video streaming by Ustream
ごくごく一部の知人からは、「最近アイコン見かけないね☆」、「つぶやいてないね♪」などとご心配いただいてしまいましたが、ソーシャルメディア歴が10年に届こうとするオジサンに年一回程度訪れる「その気が起きない時期」なだけだと思うのでご安心ください。
心身ともに元気です♪
そんな私のお仕事は、リアルなサービス業特化型ポータルサイトの媒体営業なわけですが(知らない人多数)、ここ2ヶ月ほど、その媒体力と販売力強化という営業企画業務にどっぷり浸かっているところです。
リアルすなわちオフラインへ向けたオンラインからの送客効果が媒体のキモということで、半年前にはスマホを売る人たちへの中途半端な応援記事を載せてみたり、ポケベル>ピッチ>ガラケー>スマホという歴史を振り返るためにLINEをネタにいじってみたりしてきました。
その甲斐あってか(ない)、お陰様で数百あるサイトの中の一つでモバイル比率がジワジワ上がり始め、他のサイトと見比べてみたところあの都市伝説(?)が脳裏に浮かび上がってきたのです。
ドコモユーザーは、他のキャリアのユーザーに比べて可処分所得が高い?
この都市伝説、「通信料金が高い」というイメージからすれば伝説でも何でもないのでしょうけれども、もう一つ「購買意欲も高い」という願望が加わると伝説っぽくなるのかなぁと妄想していたネタです。
その材料とするにはまだまだチープなデータですが、競合さんの目も気にしつつ端折った数値だけ掲載してみますので、ご指摘・ご意見いただければ幸甚の限りです。
GAのユーザー>モバイル>サマリーにある「Yes we can!」(実はこれが言いたかっただけ)を、今年の6月からの4ヶ月間で見るとこのように推移しています。
【注意】違いをハッキリさせるために下限値が49%あたりになっています。
ものの見事に、各社の夏モデルが投入された8月からジワジワと上がってまいりました。
これをさらに深掘りするには、モバイルユーザーはどこからやってきてどこへ向かうのか?を見ればよいのですね。
で、問題のドコモ云々なわけですが
関係各所のサイトをチラ見してみたところまだ施策っぽいものが設置されているように見えないこともあり、ここから先は営業機密になりそうなので、心苦しいところではありますが気持ちよく割愛させていただきます。
ただ一つ、
ググって見つけた下記ブログの言及のように、単純に色分けしてしまうのは危険なんだなぁということを改めて感じている今日この頃でもありますので、考察材料などピックアップして失礼させていただきます。
ドコモがソフトバンクに退かれる日はくるのか?
確かにソフトバンクは可処分所得のあまり多くない若い年代層を多くお客に取り込んでおり、はてさて、この推測は吉と出るか凶と出るのか。。。
一方、ドコモは可処分所得の多い資産の多い高齢層を多く取り込んでいます。
より多くの課金やサービス料金を払ってくれるので儲かるという点においては、
単純に足元だけのデータを比較するならドコモにも利点はあります
しかし、10年~20年先を見据えて考えればドコモの敗北は決定的です。
若い層がこのままソフトバンクに定着してドコモに流れなくなる可能性は非常に高いでそう
こちら、中身は直接関係ないのですがタイトルにグッときた、2007年の記事です。
SEOが「コンテンツ イズ キング」を崩壊させている :: SEO
残念ながら、現在の検索エンジンは、ページの内容が優れているかどうかという判断は出来ません。検索エンジンの判断基準は、「どこからどのようにリンクを得ているか」とか「どういったキーワードがどのように配置されているか」とか「ドメインの重要度」とか・・・。
そしてこちら、ドコモ冬モデル発表会のust中継で、アスキーの方がおっしゃっていた名言です。
デジタルの世界では、大きい&速いは常に正しい
03:50過ぎのご発言です。
Video streaming by Ustream
2012-08-04
#o2o 新興webサービスが課金モデルでマネタイズするには「営業組織」が必須なのだろうか?
O2O(Online to Offiline)、ついに“あの人”も言及するようになってしまいましたね。((((;゜Д゜)))
吉例によってバズワード化してしまい、「またアメリカ大好きなネット住民が新しいオモチャを見つけてきたの?」って結末になるのはとても困るのですが、多分今回は彼らによって浪費されるだけのバズワードにならないと思っています。
なぜなら、私が注目しているからです。
ではなく、
旅の窓口(1996年~)やぐるなび(1996年~)などが我が国のネット黎明期から存在し、2005年頃の3Gケータイ普及期には「これからはモバイル・マーケティング!」、「365日24時間接点を持ち続けるラスト30cmメディアだ!」などと声高に叫ばれていた“古くて新しいコトバ”であり、ここ1年程度のスマートフォンの普及によって改めて注目されているだけだという安心感があります。
ただ、主にアメリカから入ってくるweb2.0的な新興サービスにとっては、ガラケー先進国・日本の歴史が参入障壁になってしまう状況になっています。
例えば“あの人”も注目していた4sq。
【書評+α】「フォースクエア位置情報の威力」から応用するO2Oプロモーション施策 | The Startup
セールス・レップ(メーカーの販売代理店としてではなく需要家・消費者にとっての購買代理人)というビジネスが成立するアメリカならではの制度・モデルだったのだと。
営業担当を呼び付けてサービスや価格について説明させ、「提案力がない」などと難癖つけて暇潰しすることがスタンダードになっている日本の店舗事業者からすると、営業が説明しに来ないwebサービスなんて怪しくって利用できないってことになってしまうんでしょうね。
そりゃ、リクルート系や光通信系が強くなりますわw
と思ったらこんな記事
O2O成功のカギは現場を熟知することから オンとオフを行ったり来たり ROI恵島良太郎氏【湯川】 : TechWave
ということで、バブル期に外食・レジャー産業の周辺で青春を謳歌した経験を活かして営業頑張ります。
吉例によってバズワード化してしまい、「またアメリカ大好きなネット住民が新しいオモチャを見つけてきたの?」って結末になるのはとても困るのですが、多分今回は彼らによって浪費されるだけのバズワードにならないと思っています。
なぜなら、私が注目しているからです。
#o2o アプローチで個人的にあたためてきたネタがグローバルレベルの企画にできそうなんだけどわが社の内製では無理そう…持ち込むとしたらどこが本気出すだろう?タイミング的にはLINEかw
— 山本“ラッキー”隆さん (@tyama1965) 7月 4, 2012
ではなく、
旅の窓口(1996年~)やぐるなび(1996年~)などが我が国のネット黎明期から存在し、2005年頃の3Gケータイ普及期には「これからはモバイル・マーケティング!」、「365日24時間接点を持ち続けるラスト30cmメディアだ!」などと声高に叫ばれていた“古くて新しいコトバ”であり、ここ1年程度のスマートフォンの普及によって改めて注目されているだけだという安心感があります。
ただ、主にアメリカから入ってくるweb2.0的な新興サービスにとっては、ガラケー先進国・日本の歴史が参入障壁になってしまう状況になっています。
例えば“あの人”も注目していた4sq。
【書評+α】「フォースクエア位置情報の威力」から応用するO2Oプロモーション施策 | The Startup
私自身、フォースクエアに対しては「チェックインした情報をシェアして何が面白いのだ」とUXの初期段階で離脱した懐疑的なユーザーの一人でした。(この初期段階で離脱してる日本人は少なくないと思うのですが)今更ではありますがこの本を読んでやった理解できました。O2Oにおける画期的なサービスなのですね。私は懲りずにチェックインし続けているマイノリティですが、「なぜこんなにも店舗側のモチベーションが低いのか?」というモヤモヤがようやく晴れました。
フォースクエアは国内では「ゲーミフィケーション」の先駆的な事例として紹介されることがあり、「バッジ」や「メイヤー」など、フォースクエアの上辺の機能をなぞって自社サービスにくっつけようとするプロデューサーは少なくないかと思います。これらの機能はあくまで「店舗からのインセンティブや店舗とのエンゲージメント」 というオフラインまでいってこそ完結するストーリーとなります。オフラインでのユーザー体験が、これほどまでにフォースクエアが爆発した大きな要因であり、こうした設計を踏まえない上でバッジとかやっても効果は限定的でしょう。
営業クラウドソーシングとしてのエバンジェリストの存在そっか!
私の知る限りではフォースクエアほどエバンジェリストマーケティングの上手いスタートアップはないと思います。厳密にいうとフォースクエアは「アンバサダー」制度を設けています。
本書のP23に明記がありますが、ユーザーがフォースクエアのサイトから「アンバサダー」申請をし、承認されるとフォースクエアから公認アンバサダー名刺が来るそうです。このカードを使ってアンバサダーは自分が利用する店舗に「フォースクエアやろうよ!」とか「メイヤーの俺に特典を!」とかのコミュニケーションを取るわけです。フォースクエア社内に営業チームはないらしく、アンバサダーやエバンジェリストなどの熱狂的なファンがベニューを開拓してくれているとのこと。
セールス・レップ(メーカーの販売代理店としてではなく需要家・消費者にとっての購買代理人)というビジネスが成立するアメリカならではの制度・モデルだったのだと。
営業担当を呼び付けてサービスや価格について説明させ、「提案力がない」などと難癖つけて暇潰しすることがスタンダードになっている日本の店舗事業者からすると、営業が説明しに来ないwebサービスなんて怪しくって利用できないってことになってしまうんでしょうね。
そりゃ、リクルート系や光通信系が強くなりますわw
と思ったらこんな記事
O2O成功のカギは現場を熟知することから オンとオフを行ったり来たり ROI恵島良太郎氏【湯川】 : TechWave
ではO2Oで成功しているところがあるかというと、だれもがすぐに思い浮かぶような成功例はまだない。そんな中、確実に成功を収めているのが株式会社ROIの各サービスだ。何が成功の秘訣なのか。それを解明するのには、各サービスを詳しく説明するより、同社代表取締役の恵島良太郎氏の経歴を見たほうがいい。同氏は自分自身の仕事の領域をインターネット関連と限定することなく、オフラインのオンラインを行ったり来たりすることでオン・オフの両方のビジネスで成功している。
ということで、バブル期に外食・レジャー産業の周辺で青春を謳歌した経験を活かして営業頑張ります。
2012-05-04
中国人は広告を信用しない。ただし、広告できないような企業・商品はもっと信用しない
中国ECフォーラムなんてものを立ち上げて情報収集に取組みはじめた当初に耳にしたのがこの格言(詠み人知らず)なんですが、わかる人にはわかるしわからない人にはまったくわからない話しでもあるそうで、ある意味で情報リテラシーの深度が試されるコトバでもあるそうです。
解釈が合ってるかどうかは別にして、私の脳ミソにズシンときた理由はこんな感じです。
・情報リテラシー=大本営発表、公式情報なんかに騙されないぞクソ喰らえ
・消費リテラシー=日本で言う景表法や特商法、製造物責任法ぐらい楽勝でクリアできないような商品なんか買ってやるもんかこん畜生
ちなみに、生モノは当然として冷たいモノも極力口にしない食文化があるので、食品衛生法的なものに関しては割りと鷹揚らしいです。
「ん?
中国ネタで釣っておいて広告ネタかよヲイ!?」
はい。その通りです。
中国ネタは書き出すと長くなって有償の連載でもなければモチベーションが湧かないので機会があればまたじっくりと。
とは言え、この2つの分野がまとまった記事があるので二つほどご紹介。
きっかけは広告や口コミサイトから! 中国でトレンドを生み出す方法 - トレンド - 日経トレンディネット
ですから、広告しないと言っている訳ではなく、広告に書いてあることをむやみやたらと信用しないと言っているわけでございまして、少なくとも広告関連業界・職種の方は前記記事を全文読み込んでから本エントリーを読み進めていただくようお願いします。
もう一つ、たった今入ってきたネタがこちら、
中国、本の表紙4分の1を広告に フィールドプロモーションニュース
これに関してはきっと、紙の書籍が売れなくて有名と言われる中国(日本がムダに売れ過ぎという噂もあり)にあっても、ターゲティング=シンクロできないような人にまでムダにイメージ広告を垂れ流したりする情報リテラシーは持ち得ていないと解釈する方がストレスなさそうです。
なんて視点を持って日本のネットをウォッチしてると、次の記事に対する反応が滑稽に見えて仕方なくなるのであります。
メディア・パブ: 消費者はこれまでの広告を急に信頼しなくなってきた
「広告屋(あるいはマスメディア)オワタwww」
みたいな論調にすぐ傾いてしまうような情報リテラシーは残念でなりません。
そんな日本の状況はどんな感じなのかと探していたら、cciさんのサイトでリーマンショック後のリサーチ結果が公開されていました。
【PDF】インターネットユーザーにおけるテレビコマーシャルとインターネットバナー広告での純粋想起の広告効果に関する調査結果
~クロスメディア展開による、ユーザーの行動段階における態度変容の向上~
その二.日本ほどテレビCMが効く国はない?|ラッキーはつむじ風
だからこそ、SEO/SEMというラストクリックに依存せざるを得ない欧米先進国の猿真似ではなく、オフライン含めたアトリビューション・マネジメント(≠リードナーチャリング)で広告・キャンペーンのROIを高めていける余地が日本には大きくあるということになるんじゃないでしょうか?
再来週、月次開催されているEC業界の勉強会のテーマが『アトリビューション』なので、新しいネタを仕込んできたいと思います。
以下、予習ネタ
「新任ウェブ解析担当者のためのアトリビューション分析」に行ってきました - SEO村の徒然blog
インターネット広告の効果測定について - ネット広告ガイド - Yahoo! JAPAN
テレビのアトリビューション アトリビューション Attribution Managementの情報サイト Attribution.jp
いや、むしろそこやりたいぞ!O2Oで
▼いきなり良記事を追記
CRMから新規顧客獲得としての広告を考える。 - 業界人間ベム
解釈が合ってるかどうかは別にして、私の脳ミソにズシンときた理由はこんな感じです。
・情報リテラシー=大本営発表、公式情報なんかに騙されないぞクソ喰らえ
・消費リテラシー=日本で言う景表法や特商法、製造物責任法ぐらい楽勝でクリアできないような商品なんか買ってやるもんかこん畜生
ちなみに、生モノは当然として冷たいモノも極力口にしない食文化があるので、食品衛生法的なものに関しては割りと鷹揚らしいです。
進研ゼミのダイレクトマーケティングとアトリビューションマネージメント、
ときどきリードナーチャリング的な何か
「ん?
中国ネタで釣っておいて広告ネタかよヲイ!?」
はい。その通りです。
中国ネタは書き出すと長くなって有償の連載でもなければモチベーションが湧かないので機会があればまたじっくりと。
とは言え、この2つの分野がまとまった記事があるので二つほどご紹介。
きっかけは広告や口コミサイトから! 中国でトレンドを生み出す方法 - トレンド - 日経トレンディネット
中国における消費の中心となっているのは、トレンドに敏感な10代後半から30代のネットユーザーなのは間違いないが、ネットだけが広告合戦の場ではない。
中国の街並みを見れば分かるように、中国には個人経営のショップやレストラン、工場の連絡先を掲載した広告はあるものの、新宿や渋谷といった日本の都会によくあるイメージ広告は見かけない。中国の街中での広告と言えば、建物に掲げられる巨大広告か、バスや地下鉄構内や車内の交通広告ばかりだ。
なお、電脳街やアパレル街のように1つのジャンルに特化した地域の広告は、日系企業のデジカメの広告や、アパレルブランドの広告が中心。対して歩行者天国が目印の繁華街・中心街の広告は、老若男女を問わずあらゆる人が訪れるだけに、掲載された広告がトレンドになりやすい。
また、交通広告も、やはりあらゆる層の人々が利用するため、話題になりやすいようだ。同様の理由から、地下鉄駅構内にも多くの広告スペースが設けられている。
「ヲイヲイ、ガンガン広告してるじゃないか!」
ですから、広告しないと言っている訳ではなく、広告に書いてあることをむやみやたらと信用しないと言っているわけでございまして、少なくとも広告関連業界・職種の方は前記記事を全文読み込んでから本エントリーを読み進めていただくようお願いします。
もう一つ、たった今入ってきたネタがこちら、
中国、本の表紙4分の1を広告に フィールドプロモーションニュース
2012年3月より中国にて販売されている「わが子」の表紙は、4分の1ほどが広告で埋まっている。他国と同様に、中国でも出版業界の不況は続き、打開策を求める中、表紙に広告を載せる案があがった。「ヲイヲイ、日本ならあり得ないところまで広告出してるじゃないか!」
掲載される広告は、本の内容と何らかの共通点を持つ製品や企業のもので、通常版とは比べられないほどの売上を得ることができる。
これに関してはきっと、紙の書籍が売れなくて有名と言われる中国(日本がムダに売れ過ぎという噂もあり)にあっても、ターゲティング=シンクロできないような人にまでムダにイメージ広告を垂れ流したりする情報リテラシーは持ち得ていないと解釈する方がストレスなさそうです。
なんて視点を持って日本のネットをウォッチしてると、次の記事に対する反応が滑稽に見えて仕方なくなるのであります。
メディア・パブ: 消費者はこれまでの広告を急に信頼しなくなってきた
次は、各広告カテゴリーの信頼度を、アジアと北米と欧州で比較したグラフである。世界平均と比較して、アジア人は広告を相対的に高く信頼しているのに対して、欧州人は厳しいく見ている。特に、TV、新聞、雑誌の伝統メディアの広告を信頼していないという結果になっている。欧州と北米、ついでに日本のように成熟した消費市場と、新興国中心のアジアすなわち成長市場とを比較する定量調査の価値云々はまだいいとして、
「広告屋(あるいはマスメディア)オワタwww」
みたいな論調にすぐ傾いてしまうような情報リテラシーは残念でなりません。
そんな日本の状況はどんな感じなのかと探していたら、cciさんのサイトでリーマンショック後のリサーチ結果が公開されていました。
【PDF】インターネットユーザーにおけるテレビコマーシャルとインターネットバナー広告での純粋想起の広告効果に関する調査結果
~クロスメディア展開による、ユーザーの行動段階における態度変容の向上~
インターネットユーザーに対して純粋想起を高めようとする場合、バナー広告を軸にした展開が有効である。
ありがとうございます。
ここで私が訴えようとしているポジショントークを代弁していただいておりました。
そうなんです
本エントリーは、今年書いた下記エントリー2本から続く、ポジショントーク3部作だったのです。
商売とは信用を売ることであり、ブランディングとは信頼の証しである名言チックに太字なう
その二.日本ほどテレビCMが効く国はない?|ラッキーはつむじ風
でね、先進国も新興国も見てきた御仁に言わせると、欧州も北米も、さらには中国もことテレビCMに限っては一律に効かなくなってきて久しい今日この頃のようですが、先のcciさんのレポートの通り、『テレビCM+オンラインのバナー広告』みたいなアプローチが購買アクションに直結する日本というのはだいぶ特殊な市場なんだそうです。
日本ほど、テレビCMが効く国はないらしいんですのよ
だからこそ、SEO/SEMというラストクリックに依存せざるを得ない欧米先進国の猿真似ではなく、オフライン含めたアトリビューション・マネジメント(≠リードナーチャリング)で広告・キャンペーンのROIを高めていける余地が日本には大きくあるということになるんじゃないでしょうか?
再来週、月次開催されているEC業界の勉強会のテーマが『アトリビューション』なので、新しいネタを仕込んできたいと思います。
以下、予習ネタ
「新任ウェブ解析担当者のためのアトリビューション分析」に行ってきました - SEO村の徒然blog
個人的に印象的だったのが、ラストクリック=お狩場だけでの戦いは、元々は空中戦だったネット上にありながら白兵戦のような血みどろの戦いになってしまっているんですね。
検索は人が興味をもった上でする行為なので刈り取り型になるということ。
刈り取り型なので費用対効果がよくて当たり前というお話です。
インターネット広告の効果測定について - ネット広告ガイド - Yahoo! JAPAN
「ダイレクトレスポンス効果」と「インプレッション効果」の両輪で俯瞰し、広告効果を精緻に検証することで、次のキャンペーンを行う際の成功への布石を打てるのではないでしょうか。ラストクリックとアシストとも言い換えられそうな、グッときた結びコメントです。
テレビのアトリビューション アトリビューション Attribution Managementの情報サイト Attribution.jp
オンラインのアド・アトリビューションとオプティマイゼーション技術をオフラインのテレビ、ラジオ、プリントメディアのキャンペーンデータと結合できるようです。オフラインのコンバージョン=店頭・対面での購買もトラッキングできるようになる日を待ち望んでおります。
これによって、広告主はオフラインチャネルがコンバージョンに与える様々なインパクトをトラックすることができるようになる、とのこと。
いや、むしろそこやりたいぞ!O2Oで
▼いきなり良記事を追記
CRMから新規顧客獲得としての広告を考える。 - 業界人間ベム
DSPで日々の広告配信運用をしていると、TVスポットが入った時のCTRほかの効果が上がることを実感する。TVのパワーを最大限刈り取るには、TVで起きたプル(情報取得意向)を上手に手繰り寄せることが必要だ。それをしないと「もったいない」のだ。もったないのだ!
| アトリビューション 広告効果の考え方を根底から覆す新手法 | |
![]() | 田中 弦 佐藤 康夫 杉原 剛 有園 雄一 インプレスジャパン 2012-03-26 売り上げランキング : 2984 Amazonで詳しく見るby G-Tools |
2012-03-17
なぜ #ソーシャルメディアマーケティング芸人 たちは二次元の世界に引き篭り続けるのか? #o2o
一つ前のエントリーで右から左へ受け流してしまっていたイベント「ソーシャルメディアサミット2012」のログをまとめつつ、テーマでもあった「ソーシャルメディアバブルの崩壊を何とかしないとAMNの存在価値がなくなっちゃうんじゃないか」問題に関連して、生き残る道は「O2O」ではないかという初期仮説の材料だけメモしておきます。
一応、公開がマズそうなスライドは除いてあるはずですが。。
まず、自身のつぶやきメモをピックアップ
山本“ラッキー”隆@tyama1965ブランディングに弱い日本企業の弱点がソーシャルメディアの扱いに現れ、そこにまた頭の不自由なソーシャルメディアマーケティング芸人が群がるループが移り変わっていくだけなんでしょうね #サミット
2012/03/09 14:01:13
山本“ラッキー”隆@tyama1965東急ハンズ/長谷川さん、小売・SPA各社のEC化率を引合いに出しながら「ネット何それ?」「ソーシャルメディア何それ?」と関西弁で叫ぶの巻。マス広告との対比でしか考えられない広告代理店くずれなエージェンシーとは話し合わないわなww 「広告的効果測定のあるべき姿」 #サミット
2012/03/09 15:29:23
山本“ラッキー”隆@tyama1965エンゲージメントでもなんでもいいんだけど、概念としてのCRMと手法としてのデータベースマーケティングをちゃんとやれってことでいいんじゃないだろうか? #サミット いわゆる日本にいるPR・広告代理店の領域外であることをわかった上で
2012/03/09 17:20:47
ここで漏れていたことが「店頭販売や対面営業」なわけで、本エントリーの主眼はその辺りです。
「O2O」をご存知でない方向けにご紹介
O2O (Online to Offline) という用語をよく見かけるようになりました。この用語は、昨年からTechCrunchの記事などで見られましたが、最近ではネット企業がよく使っています。
(中略)
もともと、マルチチャネル販売・クリック&モルタルという概念はありました。その考え方の発展形として、ネットとリアルのシナジー(ネットで店舗在庫を検索できたり、ネットで予約して店舗に届けてもらい店舗で試着してから購入を決める仕組みなど)も既に行われています。しかし、 "O2O" という用語はリアル企業のネット展開だけでなく、ネット企業がリアル企業を支援するような形も含んでいる感じです。
マルチ・チャネル、ご存じですか?
二次元でも三次元でも、ネットでも電話でも対面でも、顧客との接点=コンタクト&コミュニケーション・チャネルが多チャンネルになってきましたから、どのチャネルであろうが、あるいは社長だろうが学生アルバイトであろうが、ブランドとしての姿勢やコトバに一貫性がないといけないのでみんな苦労するんですね。
これは痛い?ソーシャルメディアを使ったO2Oキャンペーンの失敗事例
長文引用ですみません。
数ヶ月前、私は店頭でチェックインすれば、割引クーポンがもらえるという、ある店舗のチラシを受け取り、そのサービスの利用を楽しみに店に出向き、いくつかの商品をピックアップして、レジの長蛇の列に並び、スマホでチェックインしようとしたところ、どうにもうまくいかない。
そこで、若い女性スタッフに声をかけて、手伝ってもらおうとしたところ、彼女もうまくチェックインができず、結果、バックヤードに聞きに行くことに。そうこうしている間にレジは私の順番が回ってきて、私の後ろに並んでいた何人かのお客さんに順番を譲った挙句、戻ってきた彼女が口にしたのは、下記の一言だ。
「申し訳ございません。お客さまのスマホは対象外となっております」
落胆する私を前に、彼女はサイト上の長くてわかりにくい注意書きの中に、対象外の機種にかかわる記述があるのを見せてくれたが、もはや、だからなんだというのがこちらの気分。
根が楽天的な私がかすかに期待していた、「今回は特別に割引を適用させていただきます」という一言は、ついに彼女の口から発されることはなかったのだ。
これは言わば、お客さまの期待を上回るどころか、お客さまの期待を裏切った事例と言えるが、このときに、私がかすかに期待していた一言が発せられなかったのは、一介の販売員である彼女にその権限が委譲されていなかったためでは?
実際に店に来て商品を抱えてレジに並んでいるというのに、また、店員と言葉を交わしてもいるのに、スマホの機種が対象外というだけでたかが何百円かの割引が受けられなかったこの体験を通して、私の同店へのロイヤルティは大きく低下し、悪いサービスの好例として、この話を披露するようになっているのだ。
話が逆だったら、つまり、その女性スタッフに
「今回は特別に割引を適用させていただきます」と言われていたらどうだろう?
恐らく私は、そのルールを逸脱した対応を、優れたサービスの典型として仕事仲間はもちろん、多くの友人達に語っていただろうし、その友人達もまた、その話を彼らの友人達に伝えていたかもしれない。
これがソーシャルメディア上への書き込みであれば、ポジティブな評価であれ、ネガティブな評価であれ、それが伝わる速度と対象者の人数はハンパではない。
もったいないですね。
Webサイトないしはスマホアプリがすべての機種・OSに対応する必要はまったくないわけですが、対象外の機種というモノではなく顧客・ヒトとして考える文化・風土を持った組織であればこのようなキャンペーン設計にならなかったと推測しつつ、もし自分が当事者だったとしたら「できない理由」を割り切ることに終始していたであろうことも想像に難くありません。
そして最後に、事件はO2Oキャンペーンやソーシャルメディアだけで起きているわけではなく、店頭や電話・メールの先で日常的に起きているという事例です。(長文引用ご容赦)
この某デパートは、売り場の人間が、「売り場にとって最低限必要な顧客データ」すらも直接チェックできないような旧近代的なシステムになっているのだろう。店舗小売業にはよくあることだ。そして、経営者たちは、データ活用のなさを批判されれば、自分たちを正当化するために、個人情報保護法を遵守しているからだと、的外れなことを口にする。
ネット販売をふくめた通販企業で、苦情や質問の電話を受ける担当者は、まともな会話を成立させるのに必要なデータにはアクセスできるようになっている。だから、つっこんだ話しもできる。顧客データにもアクセスできない店舗販売員は、こういった通販企業のサービスに勝つことはできないだろう。
結局、多くのデパートは、顧客データベースを蓄積保存しても、ポイントカードを発行するだけで終わっている。そのポイント・プログラムも、5%~10%の値引きをしている割には、顧客のロイヤルティを高めて顧客を囲い込むという本来の目的を達成する効果も果たせていないという惨めな状況で終わっている。せめて、蓄積したデータを分析してマーケティングに利用したら?といわれているが、それもない。それとも、購買客にカードをレシートといっしょに返すときに、「お客様、有難うございました」じゃなくて、「加藤様、有難うございました」とカード会員名を読み上げることで、お客様が「わっ、パーソナルなサービス!」と感激してくれるとでも思っているのだろうか?
顧客サービスって、いったい何だろう?
おっとこれは、
ソーシャルメディアバブルから派生したビッグデータバブルやソーシャルCRMバブルを示唆していらっしゃるではないですか?!
狭い狭いムラ社会でバブルがバブルを呼び、傷が深くなっていく一方のソーシャルメディアマーケティング業界とお見受けしますがご安心あれ。
そんな業界はどこにも存在せず、あくまでも二次元だけのバーチャル・ゲームなんですから。。。
以下、イベント参加者の皆さんのまとめ。
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