2012-12-31

2012年はリブート・再起動ボタンが押された年になりました

ビリー隊長に敬意を表しつつ、リセットではなくリブートの年と位置付けさせていただきました。



ブートキャンプ - Wikipedia
ブート(Boot)とは俗語で新兵を意味する。

リセットでもリスタートでもなくリブートなのは、まさしくこの「新兵訓練」を再度受けた感覚が2012年にあったからなのでした。



その感覚を表すもっとも顕著なつぶやき@中国版ツイッターがこちらでしょうか。
為すべきことではなく、為されるべきことをしているか

これだけ聴けば「何言ってんだ?」系の問いかけであり、かつてこの問いかけを受けた35・6歳の頃にはまさしくその通り、まるでトイレに貼ってある日めくりカレンダーぐらいの印象しか持てなかったわけでして、マーケティングの文脈であれば『顧客中心』でしょうし、マネジメントやライフハック系の文脈では『コア・コンピタンス』に通じることなんだろうなとアタマでは理解していたつもりでした。

しかし、アタマとココロの間にはとてつもない大河が流れており、凡人がその流れを乗り越えてこの問いかけを“腹に落とす”には相応の時間と経験(特に失敗)が必要なのであろうことに気づかされたのが2012年だったわけです。



なんというかここ5~6年ぐらい、自分がどんどん縮小均衡に陥って脳の劣化が進んできたことを思い知らされる日々でもあり、2013年に年男となるオッサンがそうと気づいた年末につぶやいたのがこちらの戯言です。
肉体は24まで、脳は36までで成長が止まり、今まさに心の成長が止まり余生に突入します(プロ野球の監督やるならここからが勝負)

わたしの中では余生=老後ではなく“人生の後半戦”です。

その後半戦が始まるのが年男になる2013年であり、前半戦との境界線としてリブートの機会が得られたのが2012年でした。


社会に目を向けてみれば、2011年の大震災を経て世界の主要国で指導者が交代する2012年問題の趨勢を見守っていたところ無理矢理そこにこじつけた感のある我が国の総選挙も終わり、多方面で“停滞”に対する“変化”の兆しが見え始めてきたところでもあります。

この外的環境の変化も機会として取り込んでいきつつ、これまでの前半戦では見えていなかったものにも目を配りながら、心・脳・体を熟成させる余生を送りたいと考える次第です。


Google先生による2012年まとめ & 2013年の豊富はこちら

Google Zeitgeist – Zeitgeist 2012 – Google



なすべきこと

ドラッカー先生のこの提言に触れてみたい方は、各著書のまとめでもあるこの本で探してみるとよいかもしれません。


プロフェッショナルの原点
プロフェッショナルの原点P.F.ドラッカー ジョゼフ・A・マチャレロ 上田 惇生

ダイヤモンド社  2008-02-16
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目次
第1章 成果をあげる能力は修得できる
1 なされるべきことをなす
2 トップであるかのように成果をあげる
3 邪魔を除去する
4 成果をあげる能力を身につける

第2章 汝の時間を知れ
時間のマネジメント
5 時間を意識する
6 時間を計画する
7 時間の使い方を診断する
8 仕事を整理する
9 仕事を任せる
10 空いた時間をまとめる
11 締切を設ける
時間を無駄にしないシステム
12 人の時間を無駄にしない
13 混乱を繰り返さない
14 組織をスリム化する
15 組織の構造を点検する
16 情報の入手を容易にする

第3章 いかなる貢献ができるか
なすべき貢献
17 貢献に集中する
18 全体の成果に貢献する
19 可能性を追求する
20 成果・価値・人材育成に貢献する
21 成果を測定する
22 プロフェッショナルの倫理を貫徹する
23 人材を育成する
貢献に集中する
24 生身の人間の限界を超える
25 人として大きくなる
26 昇進後は変化する
27 理解される
貢献の働き
28 よい人間関係をもつ
29 貢献をコミュニケーションのベースとする
30 貢献をチームワークのベースとする
31 貢献を自己啓発のベースとする
32 貢献を人材開発のベースとする
会議の成果
33 会議の目的を守る
34 会議を生産的なものにする

第4章 強みを生かす
強みの総動員
35 強みが機会である
36 強みを確認する
37 山高くして谷深し
38 卓越性を求める
39 仕事を大きくする
40 弱みを意味なくする
41 多様性を追求する
人事の要諦
42 人事の手順を守る
43 仕事を考える
44 候補者は複数用意する
45 実績から知る
46 一緒に働いた者に聞く
47 仕事を理解させる
48 人事のルールを守る
49 責任をとる
50 再度動かす
51 人事では完璧を期す
52 何度でもチャンスを与える
53 新参者には明確な仕事を与える
54 強みを評価する
55 真摯さを最重視する
上司のマネジメント
56 上司をマネジメントする
57 上司リストをつくる
58 上司本人に聞く
59 上司に成果をあげさせる
60 上司の強みを生かす
61 報告の仕方を考える
62 不意打ちに遭わせない
63 コミュニケーションの仕方を変える
自らのマネジメント
64 自らをマネジメントする
65 自らのマネジメントにおいて手順を踏む
66 自らの強みを知る
67 自らの仕事の仕方を知る
68 貢献の仕方を知る
69 人間関係に責任をもつ
70 第二の人生を準備する

第5章 最も重要なことに集中する
71 集中する
72 捨てる
73 チェンジリーダーとなる
74 廃棄会議を開く
75 捨ててから始める
76 優先順位を決める
77 状況に流されない
78 劣後順位を決める
79 機会を中心に置く

第6章 意思決定を的確に行う
意思決定のプロセス
80 意思決定を行う
81 意思決定は必要かを考える
82 プロセスを踏む
83 問題の種類を判別する
84 問題の本質を知る
85 必要条件を明らかにする
86 正しい解決策を求める
87 妥協からスタートしない
88 行動を組み込む
89 結果を検証していく
仮説としての意見
90 意見からスタートする
91 意見を求める
92 事実を探す
93 意見の不一致を生み出す
94 間をとろうとしない

結論 成果をあげる能力は修得しなければならない
95 社会を生産的にする

2012-10-13

#o2o なスマホ対応を考える上で再考したい “ドコモユーザーは可処分所得が高い” 伝説

9月は丸々1ヶ月、ブログを放置してしまいましたがクレームなど1件も来ないのでラッキー!

ごくごく一部の知人からは、「最近アイコン見かけないね☆」、「つぶやいてないね♪」などとご心配いただいてしまいましたが、ソーシャルメディア歴が10年に届こうとするオジサンに年一回程度訪れる「その気が起きない時期」なだけだと思うのでご安心ください。

心身ともに元気です♪

そんな私のお仕事は、リアルなサービス業特化型ポータルサイトの媒体営業なわけですが(知らない人多数)、ここ2ヶ月ほど、その媒体力と販売力強化という営業企画業務にどっぷり浸かっているところです。



リアルすなわちオフラインへ向けたオンラインからの送客効果が媒体のキモということで、半年前にはスマホを売る人たちへの中途半端な応援記事を載せてみたり、ポケベル>ピッチ>ガラケー>スマホという歴史を振り返るためにLINEをネタにいじってみたりしてきました。

その甲斐あってか(ない)、お陰様で数百あるサイトの中の一つでモバイル比率がジワジワ上がり始め、他のサイトと見比べてみたところあの都市伝説(?)が脳裏に浮かび上がってきたのです。

ドコモユーザーは、他のキャリアのユーザーに比べて可処分所得が高い?


この都市伝説、「通信料金が高い」というイメージからすれば伝説でも何でもないのでしょうけれども、もう一つ「購買意欲も高い」という願望が加わると伝説っぽくなるのかなぁと妄想していたネタです。

その材料とするにはまだまだチープなデータですが、競合さんの目も気にしつつ端折った数値だけ掲載してみますので、ご指摘・ご意見いただければ幸甚の限りです。

GAのユーザー>モバイル>サマリーにある「Yes we can!」(実はこれが言いたかっただけ)を、今年の6月からの4ヶ月間で見るとこのように推移しています。

【注意】違いをハッキリさせるために下限値が49%あたりになっています。

ものの見事に、各社の夏モデルが投入された8月からジワジワと上がってまいりました。

これをさらに深掘りするには、モバイルユーザーはどこからやってきてどこへ向かうのか?を見ればよいのですね。


で、問題のドコモ云々なわけですが

関係各所のサイトをチラ見してみたところまだ施策っぽいものが設置されているように見えないこともあり、ここから先は営業機密になりそうなので、心苦しいところではありますが気持ちよく割愛させていただきます。

ただ一つ、

ググって見つけた下記ブログの言及のように、単純に色分けしてしまうのは危険なんだなぁということを改めて感じている今日この頃でもありますので、考察材料などピックアップして失礼させていただきます。

ドコモがソフトバンクに退かれる日はくるのか?
確かにソフトバンクは可処分所得のあまり多くない若い年代層を多くお客に取り込んでおり、
一方、ドコモは可処分所得の多い資産の多い高齢層を多く取り込んでいます。
より多くの課金やサービス料金を払ってくれるので儲かるという点においては、
単純に足元だけのデータを比較するならドコモにも利点はあります
しかし、10年~20年先を見据えて考えればドコモの敗北は決定的です。
若い層がこのままソフトバンクに定着してドコモに流れなくなる可能性は非常に高いでそう
はてさて、この推測は吉と出るか凶と出るのか。。。

こちら、中身は直接関係ないのですがタイトルにグッときた、2007年の記事です。

SEOが「コンテンツ イズ キング」を崩壊させている :: SEO
残念ながら、現在の検索エンジンは、ページの内容が優れているかどうかという判断は出来ません。検索エンジンの判断基準は、「どこからどのようにリンクを得ているか」とか「どういったキーワードがどのように配置されているか」とか「ドメインの重要度」とか・・・。

そしてこちら、ドコモ冬モデル発表会のust中継で、アスキーの方がおっしゃっていた名言です。

デジタルの世界では、大きい&速いは常に正しい


03:50過ぎのご発言です。


Video streaming by Ustream

2012-08-25

なぜ日本では年収100億円・1000億円という報酬が受け容れられないのか?

表向き、それを言ってしまうのはお品がよろしくないという話しは別にして、
そもそも子沢山ビンボーのお前が語る資格ないという話しにも耳を傾けることなく


久々に申込んだクレカ、昭和な私からすると「高額納税者(古)といえばダイナース!」というぐらいのステータスカードだったわけですが、某所からご案内いただいた入会キャンペーンは思わず申込んでしまいましたよと。

そんな折、グマ研のMLで主宰者・大石教授の寄稿文が回覧されてまいりまして、インスパイアされたのが本稿のタイトルであります。

その寄稿文がこちらです。

変革迫られる日本的経営  世界経済評論IMPACT  社団法人世界経済研究協会

全文読みましたか?

読みましたね?












きっと全文読んでませんね?

残暑厳しき折柄、仕方ないですね。

興味深いのは,傳田氏と平野氏という勤めた会社も経歴も異なるお二人の日本的経営に対する見解が非常に似ていることである。「現在の日本的経営では世界に通用しない」というのがお二人の共通認識である。もちろん「日本的経営」というのをどのように定義するかによって異なってくるのだが,ここでは筆者も同意する3つの点を挙げておきたい。
この先ですからね、私がインスパイアされたのは。

小見出しにしますよ。

第1に,「意思決定ができない,遅い」という点。
第2に,人事の「三種の神器」も維持困難という点。
第3に,その結果としてダイバーシティも不十分であるという点。
この3つのうちのどこかと問われれば、直結するのは1つ目。でも3つがつながってますから注意しつつ。
日本企業の会議では「6人が賛成,4人が反対」だったら「また来週議論しましょう」と先延ばしすることが多い。しかし欧米企業では「皆さんの意見は十分に聞いたので,最後は私が決めます」と責任者が意思決定する。傳田氏によると,インテルでは会議で反対していても決められたことは従うという「disagree but commit」がルールである。意思決定者は決定したことに対して良くも悪くも責任を負う。日本企業の場合,この「責任を負う」ことが不明確で「皆(会議)で決めたから」になっているというのがお二人の見解である。すなわち,日本企業は「リスクをとらないリスク」を抱えている。
責任者の話しです。

責任を担っている人の話しです。

何かが起きた時に、責任をとる人の話しです。


その人さえしっかりしていれば、あるいはそのような人が多重構造のミルフィーユみたいにあちこちで支え合っている組織なら、日本的であろうが欧米流であろうが関係なく、金メダルをもらえる強い組織になるのではないでしょうか?


報酬は1ドルでいい


これ、カッコイイと思います?

ドヤ顔してる前に所得税払えよ!って思いませんか?


報酬は少なくして節税

報酬は少なくして何か起きた時の責任は回避


これが武士道ですか?ワビサビですか?

八百万の神と海・山・里に囲まれた日本人の文化ですか?価値観ですか?


重い責任と覚悟を持ち・背負っている人なら、年収100億円だろうが1000億円だろうが1兆円だっていいじゃないですか。


ほんとに1ドルだけで生活できるなら、差額はしっかり税金と寄付で分配・還元すればいいだけです。


私ならそうします。(妄想)


P.S.
こういう時代です。

中国の1億ドル長者 16年は今の倍の1.4万人に--人民網日本語版--人民日報
 あるデータによると、現在、東南アジア、中国、日本には合わせて1万8千人の1億ドル富豪がおり、北米の1万7千人や西欧の1万4千人を上回る。同報告が紹介する世界の資産情勢モニタリングの専門機関であるレッドベリーリサーチのデータ予測によると、16年には東南アジア・中・日エリアは引き続き世界を牽引し、1億ドル富豪は2万6千人に増加する。同じ時期、北米の1億ドル富豪は2万1千人、西欧は1万5千人に増加するという。
 国別にみると、16年の1億ドル富豪の人数は米国が1万7100人で世界トップとなり、中国は2位で現在の倍の1万4千人に達する見込みだ。
 また東南アジアの1千万ドル富豪の人数はすでに欧州を抜いており、今後10年以内に米国を抜くことが予想されるという。

「大いなる力には、大いなる責任が伴う (With great power comes great responsibility.)」

そして、大いなる報酬が伴う…

2012-08-11

Facebookのメッセンジャーがいろいろとアレなのは皆さんをspamからお守りするためです(キリッ

さあ、お盆休みの時期になりました。

そうです!スパムメッセージの繁殖期です!!

無題
久しぶりぃ(≧∇≦)
覚えてる?(///∇///)


国内では、ゴールデンウィークやお正月と並んで twitter のスパムフォロワーや Facebook のスパム友だち申請も増える時期ですから、暑さでボーッとしてクリックしないように気を付けましょう。


そんなあなたに、twitter で流れてきたソーシャルメディアマーケティング芸人さんの情報をシェアしておきましょう。
※アメブロの改行ピッチが嫌いな方はクリックしない方がよいです

Facebookメッセージ「その他」より大切かも!? 迷惑メール(スパム)フォルダをチェック!
このフォルダは、「その他」フォルダと同様メッセージが届いても通知が来ないのに加え、ホーム画面から直接アクセスできないというところに、さらなる厄介が重なります(^_^;)

いわゆる「迷惑メールフォルダ」の開き方講座です。

上のキャプチャ画像のような怪しいメッセージを「スパム報告する」ってポチッた後に放り込まれるフォルダなんですね。

こんな感じのフォルダです


一日中、Facebookに張り付いているような芸人さんたちだけに流れるであろう悠久の時間…

そんな芸人さんたちに少額寄付を重ねる足長おじさんたち…

ぜひBOPモデルの先駆者として、グローバル展開していっていただきたいと思います。


2012-08-04

#o2o 新興webサービスが課金モデルでマネタイズするには「営業組織」が必須なのだろうか?

O2O(Online to Offiline)、ついに“あの人”も言及するようになってしまいましたね。((((;゜Д゜)))

吉例によってバズワード化してしまい、「またアメリカ大好きなネット住民が新しいオモチャを見つけてきたの?」って結末になるのはとても困るのですが、多分今回は彼らによって浪費されるだけのバズワードにならないと思っています。


なぜなら、私が注目しているからです。




ではなく、

旅の窓口(1996年~)やぐるなび(1996年~)などが我が国のネット黎明期から存在し、2005年頃の3Gケータイ普及期には「これからはモバイル・マーケティング!」、「365日24時間接点を持ち続けるラスト30cmメディアだ!」などと声高に叫ばれていた“古くて新しいコトバ”であり、ここ1年程度のスマートフォンの普及によって改めて注目されているだけだという安心感があります。


ただ、主にアメリカから入ってくるweb2.0的な新興サービスにとっては、ガラケー先進国・日本の歴史が参入障壁になってしまう状況になっています。

例えば“あの人”も注目していた4sq。

【書評+α】「フォースクエア位置情報の威力」から応用するO2Oプロモーション施策 | The Startup
私自身、フォースクエアに対しては「チェックインした情報をシェアして何が面白いのだ」とUXの初期段階で離脱した懐疑的なユーザーの一人でした。(この初期段階で離脱してる日本人は少なくないと思うのですが)今更ではありますがこの本を読んでやった理解できました。O2Oにおける画期的なサービスなのですね。
フォースクエアは国内では「ゲーミフィケーション」の先駆的な事例として紹介されることがあり、「バッジ」や「メイヤー」など、フォースクエアの上辺の機能をなぞって自社サービスにくっつけようとするプロデューサーは少なくないかと思います。これらの機能はあくまで「店舗からのインセンティブや店舗とのエンゲージメント」 というオフラインまでいってこそ完結するストーリーとなります。オフラインでのユーザー体験が、これほどまでにフォースクエアが爆発した大きな要因であり、こうした設計を踏まえない上でバッジとかやっても効果は限定的でしょう。
私は懲りずにチェックインし続けているマイノリティですが、「なぜこんなにも店舗側のモチベーションが低いのか?」というモヤモヤがようやく晴れました。
営業クラウドソーシングとしてのエバンジェリストの存在
私の知る限りではフォースクエアほどエバンジェリストマーケティングの上手いスタートアップはないと思います。厳密にいうとフォースクエアは「アンバサダー」制度を設けています。
本書のP23に明記がありますが、ユーザーがフォースクエアのサイトから「アンバサダー」申請をし、承認されるとフォースクエアから公認アンバサダー名刺が来るそうです。このカードを使ってアンバサダーは自分が利用する店舗に「フォースクエアやろうよ!」とか「メイヤーの俺に特典を!」とかのコミュニケーションを取るわけです。フォースクエア社内に営業チームはないらしく、アンバサダーやエバンジェリストなどの熱狂的なファンがベニューを開拓してくれているとのこと。
そっか!
セールス・レップ(メーカーの販売代理店としてではなく需要家・消費者にとっての購買代理人)というビジネスが成立するアメリカならではの制度・モデルだったのだと。

営業担当を呼び付けてサービスや価格について説明させ、「提案力がない」などと難癖つけて暇潰しすることがスタンダードになっている日本の店舗事業者からすると、営業が説明しに来ないwebサービスなんて怪しくって利用できないってことになってしまうんでしょうね。

そりゃ、リクルート系や光通信系が強くなりますわw

と思ったらこんな記事

O2O成功のカギは現場を熟知することから オンとオフを行ったり来たり ROI恵島良太郎氏【湯川】 : TechWave
ではO2Oで成功しているところがあるかというと、だれもがすぐに思い浮かぶような成功例はまだない。そんな中、確実に成功を収めているのが株式会社ROIの各サービスだ。何が成功の秘訣なのか。それを解明するのには、各サービスを詳しく説明するより、同社代表取締役の恵島良太郎氏の経歴を見たほうがいい。同氏は自分自身の仕事の領域をインターネット関連と限定することなく、オフラインのオンラインを行ったり来たりすることでオン・オフの両方のビジネスで成功している。

ということで、バブル期に外食・レジャー産業の周辺で青春を謳歌した経験を活かして営業頑張ります。

2012-07-22

あの鐘とポケベルが鳴らなくてLINEが鳴るとmixiが○○○って言われるらしい件(追記あり)

ポケベル、あるいはピッチをご存知ない方にはまったく意味のわからないことを書きます。



なんかこう無理矢理ソーシャルメディアの文脈であれこれ語られてるのを見ていると、また煽り煽られて
「LINEだ!」
「いやカカオトークだ!」
「pathだろ!」
「ふっ、アジアを制するのは微信さ」
みたいなツール論だけ語って誰も儲からない吉例になりそうな気配なので一説残しておきます。


私なりにLINEがキャズムなるものを素通りしていきなりマジョリティになりつつある状況を考察するとしたらこうです。

  1. テレフォンカードを使って公衆電話から神業のように数字を連打してポケベルにメッセージを送っていた方々、こんなブログなんてご覧いただいてないですよね?
  2. で、ポケベルのあと、ピッチ(PHS)持ってましたよね?
  3. で、ピッチからガラケーにアップグレードしたはいいけど、パケホーダイにするほどWebなんて見ないからという理由で従量制にしてて、パケ代節約するためにSMS使ってましたよね?
  4. で、さすがにスマホにしたらパケホーに入らざるをえなくなって、SMS機能に加えて音声もパケホーで賄えてしまうインスタントメッセンジャー(LINEとか)を手に入れてマストアイテムになってしまっているんですよね?
  5. ちなみにパソコンで、ICQとかMSNメッセンジャーとかSkypeなんて使ったことなくないですか?

それぞれのデバイスの保有ブランドを補足するなら

  • ポケベル…テレメッセージ
  • ピッチ…DDIポケット
  • ガラケー…ボーダフォン

だったりしませんでしたか?(要するにNCC)


もしですよ、これがイイとこ突いてるとしたらですよ、
LINEの普及をWeb2.0とかソーシャルメディアの流れで語ってもまったくの見当違いで、デバイスと月額通信費というもっとリアルな生活感のあるところで語らないと空回りだと思うんですよね。


そしたら一番大事なことはインタビュー記事本文ではなくインタビュワーのコメントに書いてありました。

無料通話「LINE」なぜ急成長、森川社長に聞く  :日本経済新聞

〈聞き手から一言〉日本発のヒット作、世界に根付くか
ラインは「メールのように手軽で日常的な通信手段だ」と森川社長は言う。例えば喜怒哀楽をボタン一つで伝えられる「スタンプ」は題名を入力したりリターンキー(確定)を押したりする必要もない簡単さだ。「フェイスブックを使わなくてもメールを使わない人は少ない。ラインもいずれはそんな存在にする」との自信が随所にのぞく。
もともとは東日本大震災をきっかけに、簡単に連絡が取り合える手段をつくろうと開発したサービスだ。

↑肝はここではないでしょうか?

少なくとも、↓こんな内輪話しではないと思う。

mixiのプライベートグラフ戦略が正しかったということが、LINEによって証明されたという仮説 @tokuriki

現在のmixiはFacebookを仮想敵として意識しすぎた結果、LINEとFacebookの両者に板挟みになってしまってきていると思います。

いずれにしても、LINEがこの日経デジマ主催の賭けの候補に入っていなくてよかったと安堵しております。



って?失われた20年は、このドラマから始まっていたのかっ?!



2012-07-23追記

誰か教えてください
私はtwitterもFacebookもやっていない。別段やりたいとも思わなければやる必要性を感じたこともないから。まして今は二人の幼子の子育て中だ。目の前の生活が大切であり目の前の生活で精一杯でありそこにいない誰かとのつながりなどどうでもよい。用があればその相手には直接メールなり電話なりすればよい。用もないのに生活の断片を垂れ流し知らせる必要もない。メルアドも電話番号も知らないような相手なら尚更コミュニケートする必要性を感じない。しかし、それは私の考え方であり、他人がどうしようとそれもまたどうでもよい。世の中の多くの人がtwitterやFacebookに興じているところをみると、私のような人間の方が少数派なのであろう。そう思っていた。だがどうにも堪えがたくなってきたので吐き出させていただく。そんなにtwitterやFacebookは大切なものなのか。そんなに常に見ていないといけないものなのか。一日くらいそれらに触れられなくたってなんてことはないと思うのだが、そんなに片時も離れられないものなのか。
バーチャルに逃避せず、リアルありきでいきましょう。(自戒を込めつつ)

2012-07-28追記

mixiにお詫びするなど3年8ヶ月遅いわ!: やまもといちろうBLOG(ブログ)
 私は一貫してmixiはクソだと言ってきた。それはmixiに一度見た夢をまだ失っていないからだ。いいサービスだよ。多くの人が支持したよ。超賑わったよ。日本発のSNSとして、世界と戦えるんじゃないかと思えるほど、立派なプラットフォームになれる潜在力は持っているだろ。
 しかし、彼らは死んだ。何故か。志が低いからだ。あれだけ多くのユーザーを抱えながら、ビジネス提案ひとつこなすのに四半期まるごと待たせる。着手が進まない。技術力はあるけど統括する力が弱いので「取り急ぎのリリース」さえもできない。重要なポジションの人が辞める。埋め合わせようとしてコニットとか買う。埋まるわけないだろ。ユーザーに対して、mixiが社としてどういう体験を持ち、どんなコミュニケーションをしてもらい、mixiの中にどれだけの交流の資産を築き上げてもらうのか、そういうサービスを作り上げていく心が足りない。

グッときた

2012-07-10

マーケターとは製品・サービスを我が子のように育てられるとっても素敵なお仕事です

ふと思いました。


子育てって、プロダクトアウトですよね?

我が子であろうが人の子であろうが、

か弱くて未熟で一人でおつかいにもいけず、

だからこそ、どんな大人になるのか想像もできないほど可能性に満ち満ちている存在。


tumblr経由で拝借


なんでまた唐突にそんなことを思いついたかというと、

私の“売り”は何のか?

なんてことを改めて見つめ直す機会を授かった今日この頃、最寄駅から我が家への道々で、

現代ニッポンには珍しい“子だくさん”ってことじゃねぇか?

ってな江戸弁が脳内に響き渡ったのです。

だからって、子育てとマーケティングを無理矢理関連づける必然性はどこにもないのでしょうけれども、色々あれこれ見直す中で、どうしても紐付けたくなってしまったのだから仕方がない。

そんな時にまた、デビ夫人のブログ記事なんてものを見てしまったもんですから、我が子が幼かった日々のことなども思い出しつつPC開いてしまった次第です。


せっかくなんで、「マーケティング」でブクマした記事を2本ご紹介。

「マーケティング」と「広告」と「コミュニケーションプランニング」と。 at mediologic
「マーケティング」を「広告」の観点から見ると、マーケティングの一部しか理解することはできなくって、「広告」を「マーケティング」の観点から見ると、広告は一部にしか過ぎない。(おもに海外の)「マーケティング」のテキストを見ると、いまではそこには、バイラルマーケティングも、PRも、ソーシャルメディアも普通に入ってる時代に来ている。

「マーケティング」の視点ではそれらも「内包」するが、「広告」の視点ではそれらは「外部」的なオプションにすぎない。「マーケティング」の視点で仕事をするか、「広告」の視点で仕事をするか、これは重要だ。
マーケティングの4Pで言うなら「Promotion」のところの話しだと解釈しましたが、“広告”と同様に一部を構成する「Product」はスコープ外ということなんでしょうか?> 過去記事


なんて質問を今度お会いした時に投げかけてみたいノヤン先生の最新コラムです。

コトラー博士の最も偉大な3つの功績 / ノヤン先生のマーケティング講座 / マーケティング講座 / マーケティングキャンパス
その言葉は多くのマーケターにとって指針でもあり、啓示でもあるんじゃ。いくつか紹介しようかの。

「企業の最も重要な業務は、新たな顧客を創造し、既存の顧客を維持する事である」
「企業の資産は、顧客の存在を抜きにしたらほとんど価値が無い」
「嘆かわしい事に、バランスよくマーケティングを学んだ者でさえ、企業に入ると予算の大半を広告に使っている」
なんか2つの記事がつながりました。私の脳内で。


でまた、思い立って長男に聞いてみた。


父:「お前が3歳ぐらいの頃、二人で多摩動物園に行ってライオンバス乗ったの覚えてるか?」

長男:「ぜぇ~んぜん♪」


( θ_Jθ)


こういう愛娘を連れて、銀座あたりに買い物とか行きたかったなぁ…


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2012-07-07

ネット広告のよさはクリックだけでなく嫌われていることも測定できること(だったはず)※追記あり

皆さん、自分がどれぐらい嫌われているか知りたいですよね?

え?

知りたくないんですか。そうですか。



以下、とある企業のオフィス風景を妄想…


部員A 「へぇ~、大都市に住む25~34歳の女性からズバ抜けて嫌われているんだなぁ~うちのブランドは。」

部員B 「でも、全国の35~44歳のオッサンたちからは圧倒的なロイヤルティを集めてるぜぇ~。」

部員A・B声をそろえて 「ワイルドだろぉ~?」(爆)(爆)(爆)


そんな会話が交わされているナショナルブランドの宣伝部さん、ぜひコメント欄でコクってください。
お待ちしています。


もとい

以前も書いたかもしれないネタですが、Facebook広告のイイところは

嫌いな・ウザい・見たくない広告をオーディエンスである我々の意思でリジェクト=お断りできるところだと思います。

例えばこんな感じにできます。


クリック率だけではなく嫌われている率が、属性データ付きで手に入れられる時代が目の前にあるのです。

うわっ!この広告(ブランドあるいはタレント)嫌い!

ってことは、少なくとも認知や記憶はされているわけで、AIDMAで言うなら最初のAからDまではクリアしていることになります。

少子高齢化×デフレ市場にあって、よい製品・サービスにはドンドン稼いでいただいて納税力や雇用吸収力を高めていただきたいわけですが、一方の酷い製品・サービスにはドンドン消えていってもらいたい今日この頃。

そこまでは無理だとしても、せめてウザい広告を観なくてすむような仕掛けぐらいは、インターネッツやデジタルサイネージに頑張ってもらいたいと思いますし、せっかくデジタル化して双方向対応したと噂されるテレビだって、同じことできる時代になって欲しいものです。


Google AdWords、ディスプレイネットワークの一部のバナー広告に非表示ボタンを導入 | SEM-LABO

  1. リマーケティングに追われ続けて困っている。
  2. 知らず知らずに同じ広告ばかりが追いかけてくる。
  3. 他の場所で既に購入したのに、比較検討していたサイトの広告が延々と出ている…。
こんな声を聴く機会が非常に多かった昨今、リマーケティングに対するアレルギーは深まるばかりでしたが、今回Google AdWordsが公式に発表したワンクリックで利用できる、AdChoices icon(「×」印のアイコン)によってそれらを制限できる機能が数週間のうちに追加されます。
グーグル先生、どんどんやれぇ~


マイクロアド、広告にオプトアウト導線ラベルを表示 (1/1):MarkeZine(マーケジン)
このラベルをクリックすることによって、閲覧者は行動ターゲティングについての情報を知ることができるとともに、行動ターゲティング広告の配信や行動履歴情報の収集を拒否したい場合には数クリックでオプトアウト(クッキーの無効化)ができるようになる。
うーん。オプトアウトにしちゃったら、「新しい情報・刺激の発見」という広告の持つ役割の一つが減衰しちゃうと思うので、とりあえず個別の広告がリジェクトできるだけでいいと思います。


誇大広告が消費者とのコミュニケーションに及ぼす影響 朝日新聞社広告局 - @ADV
  また、広告が有益かどうかを判断する基準となるのが、「消費者の商品情報に関する相対的な知識の程度」である。相対的な知識の程度とは、広告のターゲットと比べて、商品知識をどの程度有すると感じているかを表す。ターゲットよりも知識が少ないと感じている消費者は、広告の内容を理解できなくても有益なものであると信じやすい。反対に、ターゲットと同等もしくはそれ以上の商品知識があると感じている消費者は、広告を理解できない無意味なものだと考えやすい (Petty and Cacioppo 1979) 。



と、ここまで読まない人が大多数であることを見越して、わたしの嫌いなテレビ広告を列挙しておきます。

ちなみにそれぞれ、クリエイティブとか演出に嫌悪感を覚えただけで、個々の商品には特に思入れなどはありませんのでご了承の程を。










2012-07-21:追記

公式発表出ました

Inside Adsense - 日本語: 「広告を閉じる」機能でより優れた広告表示を
Google では、この新しい機能が市場全体にメリットをもたらすと考えています。ユーザーはオンライン上での利便性を管理し、自分にとって興味がない広告を Google に伝えることができるようになり、広告主様は関心がないユーザーに対する広告表示への支払いを避けることができるようになります。また、サイト運営者様にとっては、より効果の高い有用な広告が配信されるようになるため、ユーザーの関心が低いと思われる広告を除外する手間を省けるようになります。
win-win-win、嬉し過ぎます


Googleアカウントを常用していて広告表示を制御したい場合は下記ページで

広告表示設定

2012-06-16

twitter のフォローより Facebook の友達の方が増えてしまってお嘆きの貴兄へ

それは別に驚くべきことではなく想定の範囲内だとは思うのですが、改めて実数を目にすると「なんだコリャ?」ってなりますよね?なりませんか、そうですか。。。

なんだコリャ?


Facebookでそんなにリンクしててウザくないの?

という声が聞こえてきますね。

ごもっともだと思います。

ただそれよりも困るのが、

昨夜メッセンジャーでやり取りしていた知人曰く、「やたらと(下手すりゃ全投稿に)いいね!ばかりしてくる人はイラッとくるわぁ~」

なんだろうなと思います。


その昔、Web2.0とは程遠いレガシーな立ち位置のダイレクトマーケティングエージェンシーwに所属していた頃、「広報ブログぐらい立てましょうよぉ~」と上申して却下されながらも懲りることなく、いつかその日がやってくることを想定して匿名でペルソナつくってブログやmixi・GREEでSEOごっことか炎上マーケティングをテストし始めたのが2005年。

はなからプライベート=私人を晒すツールとして使い始めたわけでもな、また、Facebookでは「面識のある方」、twitterでは「相互フォローしない派」といったように、まったく相関しないリンクポリシーをそれぞれ開示しながら、会社人でも私人でもない公人(たまに詩人)として現在の tyama1965 に至ってる私の場合、イラッとくるような感覚はマヒしてるかもしれませんが。。。

twitterだって、2008年のヒウィヒッヒーの頃は500フォローぐらいしていたんですよ!

が、あれよあれよという間に減ってきて、3.11後に起きた「放射線騒動」や「R.I.P.スティーブ・ジョブズ」などなど、一連のバカ発見器イベント以降は300フォローを越えられない状態が続いております。

一方のFacebookは、リンクポリシーが「面識のある方」である以上、昨夏あたりからジワジワとリンクが増えてきて、バカ発見器イベントを乗り越えながら現在に至ってます。


twitterのリムーブは簡単だが、Facebookのリンク解除はコワい

要はここなんだと思いますが、なんなんでしょうねこの違い。
ソーシャルグラフってやつがお金にならない理由って、結局のところキモいからなんじゃないでしょうか?

twitterしかり、最近だとLINEやPinterestを見ていても思うんですが、
交わされるコミュニケーションの質が薄い方が、ネットツールとしては使いやすくないですか?

そして、最近はよく知らないのでアレですが、GREEやモバゲーが出会い系というキモい分野から脱皮できたのは、ゲームというコミュニケーションの薄いツールに注力したからなんだろうなと想像してます。


Facebookの友達が増えてしまったら、購読を薄くすればよい件

ということで、Facebookでは特定の友達ないしはFacebookページが自分のウォールに出現する頻度を減らしてくれる機能があるので、ご存じなかった方はぜひ試してください。

あくまでもサンプルなので購読は続けてますよYさん!
友達やFacebookページとのリンクを切らずに出現頻度を減らしたり増やしたりできる件
これ実は、広告のリジェクトと同様にFacebookのいいところだと思う

設定方法です。

1.自分のウォールを眺めながら出現頻度を減らしたい友達やページを見つける

2.投稿の右上に下向き矢印が表示されるのでクリック
初期値は「ほとんどのアップデート」が出現するようになっています。

3.とりあえず「重要なアップデートのみ」にして様子を見る
あんたの「誕生日」とか知るか!ってぐらいの人なら「~さんのフィード購読をやめる」でも可


ここまでやって残る課題はあと一つ

前述した「いいね!ばかりしてくる人ウザいわぁ~」に対応できるよう、「~さんには投稿を一切表示させない(キリッ」って機能はどこにあるんでしょうか?


まとめ

そこまでして気を遣うなら堂々とリンク解除すべし。
Facebookで口コミマーケティングとかやりたい人にとって、この機能は邪魔者以外の何物でもない。
リアルグラフに紐づかない口コミって、デマの方が多くなりがちですからご注意ください。


揺れるミクシィ、SNSの「老舗」はなぜ間違えたのか  :日本経済新聞
 その後のmixiは、コミュニティへのアクセスを下げる方針をとった。具体的には、ユーザーが利用する画面でコミュニティへのリンクを目立たない位置に変えた。その代わり、友達の書き込みなどを目立つ位置にした。ミクシィが「リアルグラフ」という言葉で表現する、現実における人と人のつながりを重視したためだという。
ほんとこれ、もったいないと思います。


【レポート】これが原因でフォローをやめた!? Twitterのフォロワーを維持する方法 | 経営 | マイナビニュース

調査ではこのほか、「フォローをやめる理由」として、以下が多く挙がったと報告している。
  • 繰り返しが多すぎる(29%)
  • 自動ツイートが多すぎる(29%)
  • 攻撃的、または専門性に欠ける(28%)
  • お願いや助けを乞うようなツイートが多すぎる(28%)
  • 発言がなさすぎる(27%)
  • Foursquareのチェックインが多すぎる(22%)
  • 会話が続かないようなツイート(21%)
  • 文法がおかしい(18%)
  • ハッシュタグが多すぎる(10%)
一言で表すと「おまえ人間か?」じゃないですかね



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2012-05-06

2012-04 @tyama1965 的社会科見学

毎月・毎年とは限りませんがライフログとして。。


3月に掲載するの忘れてた



2012-04-03



"東京バス案内ってアプリが便利過ぎて感動"


Takashi @ アリア池袋ビル - foursquare
"暴風対策なのか暴風の結果なのか不明だけど"
春の嵐、今年は凄かったですね

"SPEEDみたいなもの?"
遅めのランチ時にサンシャインで見かけたんですが、avexらしいです


2012-04-04

"4月度EC勉強会スタートなう"


2012-04-08

"お彼岸&お花見終了"


2012-04-10


2012-04-12

"半年振りか"
担担麺がおすすめです

"電源確保"
喫煙ゾーンの奥にコンセントあり


2012-04-13

"さらば池袋、オフィス移転の準備完了!来週から半蔵門です"
この後、Suica定期券を紛失することになるとは…奇しくも13日の金曜日であった…


2012-04-14

通勤はこちらから


2012-04-16

"新オフィスでの業務開始"


2012-04-19

"#wtmtg 主催者は出版社であることを思い出すなど"

"もしやと思って落とし物を探しにきましたが、見事レジで預かっていてくれました ファミマ、サイコー!ヽ(*´▽)ノ♪" 
Suicaで支払いしてそのまんまレジに置き忘れた模様…ありがとうファミマ!そして、ラッキー!ちゃっちゃっちゃっ!!


2012-04-25

"一服がてら祭りばやしを聞きに"
定期券が見つかったお礼参りを兼ねて

Takashi @ HOOTERS TOKYO - foursquare
"行列なう"
吉例の『黒ツイートの会』です。
6月に日本2号店@銀座ができるそうで、HOOTERS AKASAKAに改名とのこと。


2012-04-28

"人いないと思ったらそうでもなかった"
GW前半の都心部


以上、去年は五反田⇒恵比寿、今年は池袋⇒平河町というオフィス移転の経験者より


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2012-05-04

中国人は広告を信用しない。ただし、広告できないような企業・商品はもっと信用しない

中国ECフォーラムなんてものを立ち上げて情報収集に取組みはじめた当初に耳にしたのがこの格言(詠み人知らず)なんですが、わかる人にはわかるしわからない人にはまったくわからない話しでもあるそうで、ある意味で情報リテラシーの深度が試されるコトバでもあるそうです。

解釈が合ってるかどうかは別にして、私の脳ミソにズシンときた理由はこんな感じです。

・情報リテラシー=大本営発表、公式情報なんかに騙されないぞクソ喰らえ
・消費リテラシー=日本で言う景表法や特商法、製造物責任法ぐらい楽勝でクリアできないような商品なんか買ってやるもんかこん畜生

ちなみに、生モノは当然として冷たいモノも極力口にしない食文化があるので、食品衛生法的なものに関しては割りと鷹揚らしいです。


進研ゼミのダイレクトマーケティングとアトリビューションマネージメント、
ときどきリードナーチャリング的な何か


「ん?

中国ネタで釣っておいて広告ネタかよヲイ!?」


はい。その通りです。

中国ネタは書き出すと長くなって有償の連載でもなければモチベーションが湧かないので機会があればまたじっくりと。

とは言え、この2つの分野がまとまった記事があるので二つほどご紹介。

きっかけは広告や口コミサイトから! 中国でトレンドを生み出す方法 - トレンド - 日経トレンディネット
中国における消費の中心となっているのは、トレンドに敏感な10代後半から30代のネットユーザーなのは間違いないが、ネットだけが広告合戦の場ではない。
中国の街並みを見れば分かるように、中国には個人経営のショップやレストラン、工場の連絡先を掲載した広告はあるものの、新宿や渋谷といった日本の都会によくあるイメージ広告は見かけない。中国の街中での広告と言えば、建物に掲げられる巨大広告か、バスや地下鉄構内や車内の交通広告ばかりだ。
なお、電脳街やアパレル街のように1つのジャンルに特化した地域の広告は、日系企業のデジカメの広告や、アパレルブランドの広告が中心。対して歩行者天国が目印の繁華街・中心街の広告は、老若男女を問わずあらゆる人が訪れるだけに、掲載された広告がトレンドになりやすい。
また、交通広告も、やはりあらゆる層の人々が利用するため、話題になりやすいようだ。同様の理由から、地下鉄駅構内にも多くの広告スペースが設けられている。
「ヲイヲイ、ガンガン広告してるじゃないか!」

ですから、広告しないと言っている訳ではなく、広告に書いてあることをむやみやたらと信用しないと言っているわけでございまして、少なくとも広告関連業界・職種の方は前記記事を全文読み込んでから本エントリーを読み進めていただくようお願いします。


もう一つ、たった今入ってきたネタがこちら、

中国、本の表紙4分の1を広告に フィールドプロモーションニュース
2012年3月より中国にて販売されている「わが子」の表紙は、4分の1ほどが広告で埋まっている。他国と同様に、中国でも出版業界の不況は続き、打開策を求める中、表紙に広告を載せる案があがった。
掲載される広告は、本の内容と何らかの共通点を持つ製品や企業のもので、通常版とは比べられないほどの売上を得ることができる。
「ヲイヲイ、日本ならあり得ないところまで広告出してるじゃないか!」

これに関してはきっと、紙の書籍が売れなくて有名と言われる中国(日本がムダに売れ過ぎという噂もあり)にあっても、ターゲティング=シンクロできないような人にまでムダにイメージ広告を垂れ流したりする情報リテラシーは持ち得ていないと解釈する方がストレスなさそうです。


なんて視点を持って日本のネットをウォッチしてると、次の記事に対する反応が滑稽に見えて仕方なくなるのであります。

メディア・パブ: 消費者はこれまでの広告を急に信頼しなくなってきた
次は、各広告カテゴリーの信頼度を、アジアと北米と欧州で比較したグラフである。世界平均と比較して、アジア人は広告を相対的に高く信頼しているのに対して、欧州人は厳しいく見ている。特に、TV、新聞、雑誌の伝統メディアの広告を信頼していないという結果になっている。
欧州と北米、ついでに日本のように成熟した消費市場と、新興国中心のアジアすなわち成長市場とを比較する定量調査の価値云々はまだいいとして、

「広告屋(あるいはマスメディア)オワタwww」

みたいな論調にすぐ傾いてしまうような情報リテラシーは残念でなりません。


そんな日本の状況はどんな感じなのかと探していたら、cciさんのサイトでリーマンショック後のリサーチ結果が公開されていました。

【PDF】インターネットユーザーにおけるテレビコマーシャルとインターネットバナー広告での純粋想起の広告効果に関する調査結果
~クロスメディア展開による、ユーザーの行動段階における態度変容の向上~
インターネットユーザーに対して純粋想起を高めようとする場合、バナー広告を軸にした展開が有効である。
ありがとうございます。
ここで私が訴えようとしているポジショントークを代弁していただいておりました。


そうなんです

本エントリーは、今年書いた下記エントリー2本から続く、ポジショントーク3部作だったのです。

商売とは信用を売ることであり、ブランディングとは信頼の証しである
名言チックに太字なう


その二.日本ほどテレビCMが効く国はない?|ラッキーはつむじ風
でね、先進国も新興国も見てきた御仁に言わせると、
日本ほど、テレビCMが効く国はないらしいんですのよ
欧州も北米も、さらには中国もことテレビCMに限っては一律に効かなくなってきて久しい今日この頃のようですが、先のcciさんのレポートの通り、『テレビCM+オンラインのバナー広告』みたいなアプローチが購買アクションに直結する日本というのはだいぶ特殊な市場なんだそうです。

だからこそ、SEO/SEMというラストクリックに依存せざるを得ない欧米先進国の猿真似ではなく、オフライン含めたアトリビューション・マネジメント(≠リードナーチャリング)で広告・キャンペーンのROIを高めていける余地が日本には大きくあるということになるんじゃないでしょうか?


再来週、月次開催されているEC業界の勉強会のテーマが『アトリビューション』なので、新しいネタを仕込んできたいと思います。


以下、予習ネタ


「新任ウェブ解析担当者のためのアトリビューション分析」に行ってきました - SEO村の徒然blog
個人的に印象的だったのが、
検索は人が興味をもった上でする行為なので刈り取り型になるということ。
刈り取り型なので費用対効果がよくて当たり前というお話です。
ラストクリック=お狩場だけでの戦いは、元々は空中戦だったネット上にありながら白兵戦のような血みどろの戦いになってしまっているんですね。


インターネット広告の効果測定について - ネット広告ガイド - Yahoo! JAPAN
「ダイレクトレスポンス効果」と「インプレッション効果」の両輪で俯瞰し、広告効果を精緻に検証することで、次のキャンペーンを行う際の成功への布石を打てるのではないでしょうか。
ラストクリックとアシストとも言い換えられそうな、グッときた結びコメントです。


テレビのアトリビューション アトリビューション Attribution Managementの情報サイト Attribution.jp
オンラインのアド・アトリビューションとオプティマイゼーション技術をオフラインのテレビ、ラジオ、プリントメディアのキャンペーンデータと結合できるようです。
これによって、広告主はオフラインチャネルがコンバージョンに与える様々なインパクトをトラックすることができるようになる、とのこと。
オフラインのコンバージョン=店頭・対面での購買もトラッキングできるようになる日を待ち望んでおります。

いや、むしろそこやりたいぞ!O2Oで


▼いきなり良記事を追記

CRMから新規顧客獲得としての広告を考える。 - 業界人間ベム
 DSPで日々の広告配信運用をしていると、TVスポットが入った時のCTRほかの効果が上がることを実感する。TVのパワーを最大限刈り取るには、TVで起きたプル(情報取得意向)を上手に手繰り寄せることが必要だ。それをしないと「もったいない」のだ。
もったないのだ!


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