2011-05-27

【転載】SE(システムエンジニア)とは?

※ブログ開設前のFacebookノートからの転載です。



某所のメーリングリストで流れてきた件について

日本のITな人たちのガラパゴス思考という観点から、これまでに見聞きした通説をシェアさせていただきます。

他の通説や出典などもコメントでご教示いただければ幸いです。

日本で使われるSE=システムエンジニアという呼称は、その昔、某データエントリー会社がSI事業の単価アップのために設定したメニューの一つと言われています。

モデルはコンサルティングファームらしく、

・リサーチャー
・アナライザー
・コンサルタント

というキャリアパス(?)に即して下記のように設定したと(金額は適当)

・プログラマー(月・100万円)
・システムエンジニア(月・150万円)
・プロジェクトマネージャー(月・200万円)

ちなみにそれを見た後発のWeb業界はこんな感じ

・コーダー/デザイナー
・ディレクター
・プロデューサー

語源?のSystems Engineeringはシステム工学のことでしょうし、業界用語としては建設・プラントエンジニアリング関連で一般的なようです。

では、日本のSEに該当する呼称はグローバル市場では何と呼ばれるのか?

過去に目にした求人では

・ソフトウェアエンジニア

のようですが、これも略せばSEですね。(笑)

同じ言葉をウィキペディアで比較してみることも
グローバル脳のトレーニングとしては面白いかもです。

システムエンジニア - Wikipedia
Systems engineering - Wikipedia

プログラマ - Wikipedia
Programmer - Wikipedia

プロジェクトマネジメント - Wikipedia
Project management - Wikipedia


駄文御免

2011-05-24

【転載】中小・零細の第三次産業ECに、「ソーシャルメディアマーケティング?」なんてやってる余裕はあるのか?

※ブログ開設前のFacebookノートからの転載です。



某氏のシェアで「中小・零細企業のソーシャルメディアマーケティングのイメージ図」なんてものを見てコメントしたところ思考が広がってしまいましたので、以下脊髄反射的勝手な思い込みメモです。

まず私のスタンスとして、

・事前の認知もない企業・商品ブランドが、ソーシャルメディアでご新規獲得できる!ってのは詐欺ではないか?
・無料のソーシャルメディアは、ダイレクト・リレーションシップ・マーケティングにおけるコンタクトチャネルの一つに過ぎないのではないか?
・で、コミュニケーション・シナリオってあるんでしょうか?

という立場なので、反感持たれる方には先に謝っておきますよ。

さて本題です。

先の「イメージ図」なるものが、中小・零細の、小売系EC事業者の、ご新規獲得を想定しているのだとしたら、ブログ書く以前にショップ=オウンメディアのクリエイティブ&オファーという受け皿がしっかりできていることが大前提だと思います。
(ここは企業規模問いませんけど、ソーシャル・ヲタクのショップさん見に行って残念な思いすることが多いので…)

その上で、ショップブランドのFBページでSEO対策ぐらいはしつつ、中小なら店長ブログ、零細なら社長ブログまで、余力あるならやってみようか?って感じでしょうか…

そもそもECサイトのご新規さん集めに、ソーシャルメディアが効くのでしょうか?

資金ゼロでも始めることはできるでしょうけど、要している人件費を換算すると大したROIは出ないのではないでしょうか?

そりゃもう頑張って働いた気になってそこそこPVやUUも増えるんでしょうけど、逆にCVRは下がりませんか?

「認知獲得のために、まずは一度お店を見てもらう。」

これはこれでとても重要な視点だとは思いますが、

その前段に準備されているべき「また来たくなるお店を作っておく。」ってことが疎かになっていませんよね?

ましてや、一度でも買ってくれた顧客とのリレーションをほったらかしにして、つぶやいてばっかりいる店長・社長を見たりしてしまったら、ご新規候補だって萎えちゃいますよね?

一人でも顧客がいるなら、まずその顧客のペルソナを把握して横展開していくのが一番効率いいんじゃなかったでしたっけ?

一人も顧客がいないなら、ネットで遊んでなんかいずに街に出て、汗かきながらチラシやティッシュ配りませんか?


それが商売だと思うけどなぁー

2011-05-13

【転載】gumaken 第40回 グローバル・マーケティング研究会「サムスン強さの秘密」、参加報告

※本エントリーは休止予定サイトに投稿した内容の転載です。

昨年の夏、東京オフィスで同居する兄弟会社・イードリーマーの代表・山下さんに紹介していただいたのが、明治大学の大石教授が主宰され、御茶ノ水の明治大学リバティタワーで開催される「グマ研」です。
およそ月1回の頻度でグローバル企業の取組みや事例が発表され、参加者との質疑応答で知見を深めるリアルな場であり、毎回ではないものの何度か参加させていただいております。
そしてなんと!参加費用・申込み不要というとってもオープンな講座です。
ちなみに、終了後の懇親会は割り勘ですが、アルコールを注入した後でさらに突っ込んだ議論が展開されることが多いですw

昨日の第40回は「サムスン強さの秘密─グローバルな組織・人材戦略─」と題して、日本サムスン・元顧問の石田賢氏から発表がありました。

内容については、サムスンの企業研究をされている方々にもご存知ない方がいたような生々しいお話しばかりで、残念ながらここで公開することは差し控えさせていただくものの、グマ研のブログで論文PDFのURLが紹介されていますので、ご興味おありの方はぜひご一読ください。
グマ研(サムスン研究)石田賢氏の論文
あとお一人、グマ研ブログの公開などもお手伝いされていたリブモアの徳永さんもブログアップされてましたのでご参考まで

一つだけトピックスを紹介すると、
発表の中では何度か日本の電機・電器・電気メーカーと比較したコメントがあったのですが、発表後の質疑応答の場で名前のあがっていた国内メーカの方が質問されたことです。
以前参加した日産自動車の会でも、演壇の目の前に席を取られていた国内自動車メーカーの方が質問され、オブラートに包まれながらもジョークを交えて展開された質疑応答が参加者の知見を深めてくれました。
大学というフラットな場でグローバルマーケティングのケーススタディが学べるオープンな場だからこそ、同業・競合の分け隔てなく参加でき、大石教授の知名度・権威もあって絶妙な突っ込みが入ることで、公開できないような情報が交換される貴重な機会になっています。
2006年に大阪で創業したウェブアークですが、韓国発のSellingClubを日本と中国で提供するグローバル企業のはしくれですから、中国を起点としたアジア展開に際しては、グマ研で得られた知見を実践したり、参加企業とのご縁・アライアンスによって展開を加速させるようなアクションにつなげられればと考えています。

そんなわたしが一つだけ、聴講中にツイートしたのがこちらです。

2011/05/12 20:27:02
#gumaken グローバルマーケティングに携わるなら、サムスン=韓国と捉えてはいけない。ソニー=日本ではないしGE=アメリカでもなく、それぞれ生い立ちと強みを持ったグローバルブランドの一つと捉えられるのがグローバル脳ですねw

このエントリーを読んでぜひ参加してみたいという方がいらっしゃるようでしたら、前記のブログに開催予定が掲載されますし、Facebookページにもイベントとしてアップされますので、購読・登録しておかれるとよいでしょう。

さてと、中国・アジア出張の案件が作れるように、来週の共催セミナーのプレゼン資料を仕上げますか。。
多少の空席があるようなので、ご都合つく方はぜひお申し込みください。
【セミナー】2011-05-17(火) 3社協演!EC・ネット通販を成功に導くフルフィルメント・プロセスの3要素

お時間ある方は、発表の中で言及のあったサムスン@フランスのYouTubeチャンネルでお楽しみください。

2011-05-11

【転載】「成長」とは結果だが、そのためには日々の「進化」が必要

※本エントリーは休止予定サイトに投稿した内容の転載です。


月曜朝会の「1分スピーチ数珠つなぎ」を担当したスタッフが持ち回りで更新していく当ブログですが、前回の私のエントリはブログ開始のお知らせだったので、2週間前の私の1分スピーチをエントリーしておきます。

というのも、ホントは後々に残しておきたかったネタなんですが、同じEC業界で禄を食む戦友「ジェネシスECセンターの拓ちゃん」が昨日エントリーしていたブログ記事"「長所伸長」と「具体性」"にインスパイアされてしまいましたので、返答ブログ的な何かということで惜しみなく(?)先出しさせていただきます。


成長とは?進化とは?


最初に質問です。

Q1.この1年間、あなたは成長しましたか?

Q2.この1年間、あなたは進化しましたか?

「成長」とは、目に見える形で大きくなること。
身長が伸びた、体重が増えた、会社であれば売上が増えた、仕事であればこなせる作業量が多くなったなどなど。

一方の「進化」とは、目に見えない・短期的には容易に測れないもの。

「成長」は以前と比べて大きくなっていなければ評価できないが、「進化」であれば結果を伴わなくとも評価できることがある。


20数年仕事してきた経験上、「成長」が見えない人でも大抵の場合6ヶ月ぐらいで「進化」は見えるようになり、例えば、四半期の戦略会議での発表のようなアウトプットにも「進化」が現れてくる。

サポートチームはそれを月単位の月報としており、その月報が6枚・6ヶ月分たまれば違いが見えてくるようになるので、そういった機会を活用して自らを「進化」させつつ、他者の「進化」を刺激にしていきましょう。


▼参考情報

せいちょう【成長】の意味 - 国語辞書 - goo辞書

1 人や動植物が育って大きくなること。おとなになること。「子供が―する」「ひなが―する」「経験が人を―させる」
2 物事の規模が大きくなること。拡大。「事業が―する」「経済の高度―」

しんか【進化】の意味 - 国語辞書 - goo辞書

1 生物が、周囲の条件やそれ自身の内部の発達によって、長い間にしだいに変化し、種や属の段階を超えて新しい生物を生じるなどすること。一般に体制は複雑化し機能は分化していく。また、無機物から有機物への変化、低分子から高分子への変化などについても用い、拡張して星の一生や宇宙の始原についても用いられる。「恒星の―」「陸上生活に適するように―する」⇔退化。
2 社会が、未分化状態から分化の方向に、未開社会から文明社会へと変化発展すること。
3 事物が進歩して、よりすぐれたものや複雑なものになること。「日々―するコンピューターソフト」⇔退化。



【あとがき】
まとめるなら、"「成長」とは結果であるが、そのためには日々の「進化」が必要"みたいなことが言いたかったんだと思いますw

最後に、進化論を著したダーウィンのコメントと言われている名言を添えて、ランチョン・ミーティングに行って参ります。

生き残るのは、最も強い生き物でも最も賢い生き物でもない。

変化に適応できた生き物である。

2011-05-02

【転載】放置されているスタッフブログを活性化させるには"場"だけでなく"機会"が必要

※本エントリーは休止予定サイトに投稿した内容の転載です。



この度、SellingClubのサイトリニューアルに合わせてスタッフブログをサイト内に開設しましたので、僭越ながらこけら落としのエントリーとさせていただきます。



2008年10月、わたしがウェブアークにジョインしたタイミングでSeesaaブログに開設していたスタッフブログですが、今ではすっかり、SellingClub@Twitterのつぶやきまとめになってしまいました。

スタッフにアウトプットの"機会"と"場"を提供して、インプットの量と質ひいてはスキルとナレッジを高めていく。

本来、企業が開設するスタッフブログの目的はこれに尽きると思います。

もちろん、スタッフ紹介だけならブログ以外にも社内報やイントラネット・掲示板などの機会は用意できると思いますが、対外的に公開された"場"でアウトプットしていく方が"質"という部分でスキル向上に役立つのではないかと考えています。

今回、サイト・リニューアルにあたって"場"は用意できましたので、あとはそこに"機会"としての意味付けができればよいわけですが、実はここが一番の悩みどころなんですよね。

と、2年半悩んできたわけですが、今年1月から毎週・月曜日の始業前に「全員朝会」が開催されることになり、わたしの提案で「スタッフ持ち回りの1分スピーチ数珠つなぎ!」が採用されました。

勘のいい方はおわかりですね。

この、「1分スピーチ数珠つなぎ」を担当したスタッフがブログを更新することを五月雨式に決定したのです。

もちろん、1分スピーチの内容は公私を問わずとしているので、ページをご覧いただいた方から見れば「何のこっちゃ?」というエントリーが多発するかもしれません。

そこはどうか、生温かく長ぁ~い目でスタッフの進化・成長を見守っていただければ幸甚の限りです。


今回のエントリー、SellingClubを導入いただいている・いないに関わらず、EC・ネット通販サイトを運営していらっしゃる方の参考になりましたでしょうか?

ECサイトに"ヒト気"を出すブログやTwitterの更新でお悩みの方のご参考になれば幸いです。


▼参考情報

ブログとは【Blog】 - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
 ブログでは個人の行動の記録は重視されず(一切載せないわけではない)、世相や時事問題、専門的話題に関しての独自の情報や見解を掲載するという形式が主流となっている。また、ネット上で独自に見つけた面白いもの、変なもの、スクープなどを紹介し、そこにリンクを張って論評したり、街で見つけた話題(ネタ)を紹介するという記事も多い。