2012-08-25

なぜ日本では年収100億円・1000億円という報酬が受け容れられないのか?

表向き、それを言ってしまうのはお品がよろしくないという話しは別にして、
そもそも子沢山ビンボーのお前が語る資格ないという話しにも耳を傾けることなく


久々に申込んだクレカ、昭和な私からすると「高額納税者(古)といえばダイナース!」というぐらいのステータスカードだったわけですが、某所からご案内いただいた入会キャンペーンは思わず申込んでしまいましたよと。

そんな折、グマ研のMLで主宰者・大石教授の寄稿文が回覧されてまいりまして、インスパイアされたのが本稿のタイトルであります。

その寄稿文がこちらです。

変革迫られる日本的経営  世界経済評論IMPACT  社団法人世界経済研究協会

全文読みましたか?

読みましたね?












きっと全文読んでませんね?

残暑厳しき折柄、仕方ないですね。

興味深いのは,傳田氏と平野氏という勤めた会社も経歴も異なるお二人の日本的経営に対する見解が非常に似ていることである。「現在の日本的経営では世界に通用しない」というのがお二人の共通認識である。もちろん「日本的経営」というのをどのように定義するかによって異なってくるのだが,ここでは筆者も同意する3つの点を挙げておきたい。
この先ですからね、私がインスパイアされたのは。

小見出しにしますよ。

第1に,「意思決定ができない,遅い」という点。
第2に,人事の「三種の神器」も維持困難という点。
第3に,その結果としてダイバーシティも不十分であるという点。
この3つのうちのどこかと問われれば、直結するのは1つ目。でも3つがつながってますから注意しつつ。
日本企業の会議では「6人が賛成,4人が反対」だったら「また来週議論しましょう」と先延ばしすることが多い。しかし欧米企業では「皆さんの意見は十分に聞いたので,最後は私が決めます」と責任者が意思決定する。傳田氏によると,インテルでは会議で反対していても決められたことは従うという「disagree but commit」がルールである。意思決定者は決定したことに対して良くも悪くも責任を負う。日本企業の場合,この「責任を負う」ことが不明確で「皆(会議)で決めたから」になっているというのがお二人の見解である。すなわち,日本企業は「リスクをとらないリスク」を抱えている。
責任者の話しです。

責任を担っている人の話しです。

何かが起きた時に、責任をとる人の話しです。


その人さえしっかりしていれば、あるいはそのような人が多重構造のミルフィーユみたいにあちこちで支え合っている組織なら、日本的であろうが欧米流であろうが関係なく、金メダルをもらえる強い組織になるのではないでしょうか?


報酬は1ドルでいい


これ、カッコイイと思います?

ドヤ顔してる前に所得税払えよ!って思いませんか?


報酬は少なくして節税

報酬は少なくして何か起きた時の責任は回避


これが武士道ですか?ワビサビですか?

八百万の神と海・山・里に囲まれた日本人の文化ですか?価値観ですか?


重い責任と覚悟を持ち・背負っている人なら、年収100億円だろうが1000億円だろうが1兆円だっていいじゃないですか。


ほんとに1ドルだけで生活できるなら、差額はしっかり税金と寄付で分配・還元すればいいだけです。


私ならそうします。(妄想)


P.S.
こういう時代です。

中国の1億ドル長者 16年は今の倍の1.4万人に--人民網日本語版--人民日報
 あるデータによると、現在、東南アジア、中国、日本には合わせて1万8千人の1億ドル富豪がおり、北米の1万7千人や西欧の1万4千人を上回る。同報告が紹介する世界の資産情勢モニタリングの専門機関であるレッドベリーリサーチのデータ予測によると、16年には東南アジア・中・日エリアは引き続き世界を牽引し、1億ドル富豪は2万6千人に増加する。同じ時期、北米の1億ドル富豪は2万1千人、西欧は1万5千人に増加するという。
 国別にみると、16年の1億ドル富豪の人数は米国が1万7100人で世界トップとなり、中国は2位で現在の倍の1万4千人に達する見込みだ。
 また東南アジアの1千万ドル富豪の人数はすでに欧州を抜いており、今後10年以内に米国を抜くことが予想されるという。

「大いなる力には、大いなる責任が伴う (With great power comes great responsibility.)」

そして、大いなる報酬が伴う…

2012-08-11

Facebookのメッセンジャーがいろいろとアレなのは皆さんをspamからお守りするためです(キリッ

さあ、お盆休みの時期になりました。

そうです!スパムメッセージの繁殖期です!!

無題
久しぶりぃ(≧∇≦)
覚えてる?(///∇///)


国内では、ゴールデンウィークやお正月と並んで twitter のスパムフォロワーや Facebook のスパム友だち申請も増える時期ですから、暑さでボーッとしてクリックしないように気を付けましょう。


そんなあなたに、twitter で流れてきたソーシャルメディアマーケティング芸人さんの情報をシェアしておきましょう。
※アメブロの改行ピッチが嫌いな方はクリックしない方がよいです

Facebookメッセージ「その他」より大切かも!? 迷惑メール(スパム)フォルダをチェック!
このフォルダは、「その他」フォルダと同様メッセージが届いても通知が来ないのに加え、ホーム画面から直接アクセスできないというところに、さらなる厄介が重なります(^_^;)

いわゆる「迷惑メールフォルダ」の開き方講座です。

上のキャプチャ画像のような怪しいメッセージを「スパム報告する」ってポチッた後に放り込まれるフォルダなんですね。

こんな感じのフォルダです


一日中、Facebookに張り付いているような芸人さんたちだけに流れるであろう悠久の時間…

そんな芸人さんたちに少額寄付を重ねる足長おじさんたち…

ぜひBOPモデルの先駆者として、グローバル展開していっていただきたいと思います。


2012-08-04

#o2o 新興webサービスが課金モデルでマネタイズするには「営業組織」が必須なのだろうか?

O2O(Online to Offiline)、ついに“あの人”も言及するようになってしまいましたね。((((;゜Д゜)))

吉例によってバズワード化してしまい、「またアメリカ大好きなネット住民が新しいオモチャを見つけてきたの?」って結末になるのはとても困るのですが、多分今回は彼らによって浪費されるだけのバズワードにならないと思っています。


なぜなら、私が注目しているからです。




ではなく、

旅の窓口(1996年~)やぐるなび(1996年~)などが我が国のネット黎明期から存在し、2005年頃の3Gケータイ普及期には「これからはモバイル・マーケティング!」、「365日24時間接点を持ち続けるラスト30cmメディアだ!」などと声高に叫ばれていた“古くて新しいコトバ”であり、ここ1年程度のスマートフォンの普及によって改めて注目されているだけだという安心感があります。


ただ、主にアメリカから入ってくるweb2.0的な新興サービスにとっては、ガラケー先進国・日本の歴史が参入障壁になってしまう状況になっています。

例えば“あの人”も注目していた4sq。

【書評+α】「フォースクエア位置情報の威力」から応用するO2Oプロモーション施策 | The Startup
私自身、フォースクエアに対しては「チェックインした情報をシェアして何が面白いのだ」とUXの初期段階で離脱した懐疑的なユーザーの一人でした。(この初期段階で離脱してる日本人は少なくないと思うのですが)今更ではありますがこの本を読んでやった理解できました。O2Oにおける画期的なサービスなのですね。
フォースクエアは国内では「ゲーミフィケーション」の先駆的な事例として紹介されることがあり、「バッジ」や「メイヤー」など、フォースクエアの上辺の機能をなぞって自社サービスにくっつけようとするプロデューサーは少なくないかと思います。これらの機能はあくまで「店舗からのインセンティブや店舗とのエンゲージメント」 というオフラインまでいってこそ完結するストーリーとなります。オフラインでのユーザー体験が、これほどまでにフォースクエアが爆発した大きな要因であり、こうした設計を踏まえない上でバッジとかやっても効果は限定的でしょう。
私は懲りずにチェックインし続けているマイノリティですが、「なぜこんなにも店舗側のモチベーションが低いのか?」というモヤモヤがようやく晴れました。
営業クラウドソーシングとしてのエバンジェリストの存在
私の知る限りではフォースクエアほどエバンジェリストマーケティングの上手いスタートアップはないと思います。厳密にいうとフォースクエアは「アンバサダー」制度を設けています。
本書のP23に明記がありますが、ユーザーがフォースクエアのサイトから「アンバサダー」申請をし、承認されるとフォースクエアから公認アンバサダー名刺が来るそうです。このカードを使ってアンバサダーは自分が利用する店舗に「フォースクエアやろうよ!」とか「メイヤーの俺に特典を!」とかのコミュニケーションを取るわけです。フォースクエア社内に営業チームはないらしく、アンバサダーやエバンジェリストなどの熱狂的なファンがベニューを開拓してくれているとのこと。
そっか!
セールス・レップ(メーカーの販売代理店としてではなく需要家・消費者にとっての購買代理人)というビジネスが成立するアメリカならではの制度・モデルだったのだと。

営業担当を呼び付けてサービスや価格について説明させ、「提案力がない」などと難癖つけて暇潰しすることがスタンダードになっている日本の店舗事業者からすると、営業が説明しに来ないwebサービスなんて怪しくって利用できないってことになってしまうんでしょうね。

そりゃ、リクルート系や光通信系が強くなりますわw

と思ったらこんな記事

O2O成功のカギは現場を熟知することから オンとオフを行ったり来たり ROI恵島良太郎氏【湯川】 : TechWave
ではO2Oで成功しているところがあるかというと、だれもがすぐに思い浮かぶような成功例はまだない。そんな中、確実に成功を収めているのが株式会社ROIの各サービスだ。何が成功の秘訣なのか。それを解明するのには、各サービスを詳しく説明するより、同社代表取締役の恵島良太郎氏の経歴を見たほうがいい。同氏は自分自身の仕事の領域をインターネット関連と限定することなく、オフラインのオンラインを行ったり来たりすることでオン・オフの両方のビジネスで成功している。

ということで、バブル期に外食・レジャー産業の周辺で青春を謳歌した経験を活かして営業頑張ります。