我々が持つ思い込みや勘違いをつけ狙い、ちょっとしたテキスト・ライティングのテクニックを使ってまずは『時間』を奪っていく。
そこまでならまだよい。
『ウェブはバカと暇人のもの』と言われるぐらいだから、暇つぶし程度の時間を浪費することは大した問題ではない。
しかし、彼らが奪っていくものが時間だけでなく我々の『思考の余裕』である場合、そう遠くない将来に深刻な問題を引き起こす要因になることがある。
確証バイアスによって彼らのコンテンツに引き寄せられた我々はいとも簡単に彼らの術中にはまってしまい、『いいね!』ボタンをポチッてしてしまうのだ。
そして、一度その蟻地獄に陥ると、あとはもう近視眼によって盲目になっていくだけである。
。。。
なんつって、どうも最近デマッター界隈で香ばしいネタが散見されるので、前回のエントリーで提起した『手軽に入手できる情報は疑え』って話しを違う側面から眺めてみた次第です。
お隣りの中国では悪質なデマやスパムは罰せられるようですからスパマーさんもご注意あれ。
ネット上でデマを広める者は法にのっとり処罰--人民網日本語版--人民日報
国家インターネット情報弁公室ネットニュース宣伝局によると、最近ネット上に流れた「新疆ウイグル自治区出身のHIV感染者が食べ物に血液を混ぜて人々をウイルスに感染させている」との情報について、関係当局はデマであることを確認。デマをでっち上げ、広めた者複数を法にのっとり治安拘留に処した。
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