2012-01-08

日本でFacebookが盛り上がらないたった一つの理由


日本のFacebookのアカウント数の目安はFacebookページの広告作成機能でチェックできますが、2012-01-07現在、『5,995,000人』だそうです。



2010年だったかに「ティッピングポイントを超えた!」と言っていた人がいたような気もしますが、日本のインターネット・サービスにおける『キャズム越え』の目安と言われる1,000万アカウントの壁は相当高そうです。

一つ勘違いしないでほしいことは、ここで言う『アカウント数』とは、ネットレイティングスなどが流通させてしまっている『利用者数』と呼ばれる『アクセス数』のことではなく、『会員・ユーザー登録数』のことですから、その辺が理解できていない方は下記エントリーなどをご参考ください。

「日本のTwitter/Facebook利用者数が1000万超え!?」や「mixi利用者数が大幅減!?」の拡散に見る情報リテラシーの課題



それでは、なぜこんなにも日本のFacebookは盛り上がらないのでしょうか?

私の仮説は以下の通り、

Twitterでソーシャルメディアなるものにデビューしたような人たちが、『ビジネスに活用するなら実名制のFacebookで!』というソーシャルメディア芸人&媒体の煽りに乗ってしまい、仕事ありきというかよそ行きの場として使い始めてしまったから

です。


と、これだけ読んで脊髄反射的にポジション・トークに騙されないようにご注意ください。

私は以前、『1年後にユーザー数が最も多いソーシャルメディア』としてTwitterを推しているので、

Facebookダメじゃん

という短絡的な理解をあなたに植え付けようとしているのかもしれません。。。


などと良心的なブロガーを装った上で、FacebookよりもTwitterを推した理由を兼ねて補足してみると、

個人的な趣味・嗜好の領域で、Facebookページを開設したり参加したりしている人ってほんと少ないですよね?

ということに尽きます。


極端な例えだと、mixiの『ラーメン』コミュニティには35万アカウントが参加していますが、Facebookで『ラーメン』を検索しても嗜好登録時のキーワードとして11,000アカウントがいいね!しただけのページぐらいしか見当たらず、あとはホットペッパーが登録したと言われる個々のラーメン屋のロケーションページだらけになってしまいます。

一方、Twitterを2009年夏の『ヒウィッヒヒー』以前から使っていた人はわかると思うんですが、匿名ではあるけれど趣味・嗜好性が強いつながりが知人の枠を超えてそこかしこに垣間見え、『縦と横のつながり』を標榜するmixiが提携先に選んだ理由もよく理解できる“場”の提供元になっていると見ています。


スーツでもパジャマでも下駄履きでも使えるソーシャルメディア


いつか日本のFacebookもそんなサイトに育ってほしいと思うものの、少なくとも1年後まではTwitterを追い抜かないでほしいと祈念しております。


P.S.
ソーシャルメディア芸人とは、下記ブログで定義されている教祖様のことですw

ツイート以上ブログ未満 | 「ソーシャル メディア業界で "教祖様" になるために」




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